ペットを飼っている方の日課には、散歩というのがあります。
公園や河原の土手などでペットを連れて散歩をするのは、飼い主にとっては至福の時間なのではないでしょうか。
でも、そのペットがトカゲだった場合、一瞬驚いてしまいそうです。
ペットのトカゲを散歩させても大丈夫なのでしょうか?
ペットとして飼っているトカゲを散歩させても大丈夫なのか?という疑問がわいてくるでしょう。
公園や河原の土手で散歩している方は100%犬ですからね。
そこに突如トカゲを散歩させている人が登場した場合には、犬に吠えられたり、犬の飼い主からは白い目で見られたりする可能性が高いです。
自分はトカゲが大好きだからと思っていても、他の人達がトカゲ又は爬虫類系が好きかは別物です。
確かにトカゲを散歩させてはいけませんという法律もなければ、そんな看板も立ってはいません。
基本的には、飼い主がトカゲの心を読み取って散歩させるかどうか決めればいいのです。
トカゲは変温動物である事から、日光浴を主に散歩させる事は有りだとは思います。
普段は飼育ゲージの中にいて窮屈な思いをしているトカゲを何とかしたいという気持ちは十分わかります。
でも、ある程度の大きさのフタヒゲアゴトカゲのような場合には大きさも結構ありますから、また、日本の気候に合っていない場合には短めの時間で散歩を切り上げる必要もあります。
トカゲを散歩させるには、方法や時間等の制限があるのでしょうか?
トカゲを散歩させる事は悪い事ではありませんが、犬と同じ様な感覚では散歩する事は出来ません。
爬虫類は基本的にはしつけをする事が出来ませんから、散歩させる時には必ずリードを付ける事が必須条件になります。
中型・大型のトカゲは日本原産種ではない外来種なので、逃がさないように注意しなければなりません。
それに、動きが鈍いトカゲの場合にでも、リードは必要になります。
天敵である大型の鳥の来襲によって連れ去られる事を防ぐためでもあります。
また、トカゲを散歩させている時には、トカゲが異物を食べないように注意して見守る必要があります。
トカゲは、変温動物であるので、散歩の時間もかなり制限されていると考えておく必要があります。
日が強いとすぐに体温が上昇して日陰に逃げたがる行動にでます。
また日差しが弱いとすぐに体温が下がってきてしまいます。
散歩の時間はほとんど日光浴の時間と考えていた方がいいかもしれません。
散歩の時間は15~30分が適当な時間になります。
トカゲの様子を見ながら散歩の切り上げを行うようにした方がいいでしょう。
まとめ
トカゲの散歩はした方がいいのか?と散歩の方法について紹介しました。
なかなかトカゲを散歩させている人を見かけた事がありませんが、トカゲを飼育している方の多くが散歩させている様です。
ただ注意してもらいたいのが、散歩をさせているトカゲは外来種ということです。
動きが鈍いからと言っても逃げださないとは言い切れません。
必ずリードを付けて目を離さない事が条件になります。
また爬虫類が好きな人ばかりではありませんから、その辺りをうまくしながら散歩させましょう。