日本を代表する最も一般的なトカゲであるニホントカゲは、男女ともに人気のある爬虫類です。
幼体の飼育はとても難しいとされていますが、成体まで成長することができると丈夫になり、正しい飼育方法と適切な飼育環境であれば長生きされると言われています。
では、一体どのくらい生きることができるのでしょうか?
今回はニホントカゲの平均寿命についてと長生きさせるコツを紹介します。
外で飼育してるニホントカゲも元気です☺
卵産む予定ありますかー とだけ聞きたい pic.twitter.com/slDT3gXw0q— TKG (@tkg_san42) 2018年4月29日
ニホントカゲの平均寿命は?
ニホントカゲの寿命についてですが、生息地域や環境によって差が大きく、正しいデータが出ていないためはっきりと分かっていません。
平均寿命は約5年から6年と言われていますが、適切な環境下の中でなら10年以上生きることもあるようです。
なんと、中には20年も生きたニホントカゲもいたのだとか。
せっかく飼育するのなら長生きさせたいですよね!
寿命を延ばすコツは、まず病気やケガをしないようにすることです。
特に爬虫類は犬や猫とは違い、診てくれる動物病院の数がどうしても少ないため、病気になったときに手遅れになりやすいので近くに診察可能な病院があるのかチェックしましょう。
次にケガの傷口からの細菌感染を防ぐために屋外で飼育している場合は、天敵に狙われ噛みつかれたり逃げている時にケガをしてしまう可能性がありますので飼育ケースにフタをしっかり閉めておくこと、屋内で飼育している場合は多頭飼いによる縄張り争いなどのケンカで傷ついてしまいますので1ケースにつき1匹を飼育するよう改善しましょう。
また、ニホントカゲもストレスを感じてしまうと体が弱ってしまいます。
自然界から捕獲した個体は振動や騒音に対してストレスを感じやすく、少し神経質な性格をしているので餌を食べているところをじっと観察していると、1度食べないと決めたら亡くなるまで食べなくなってしまうので注意してください。
その他にも、餌となる虫に時々サプリメントなどの栄養剤を餌に振りかけて与えましょう。
まとめ
ニホントカゲが平均5年から6年の寿命だと分かりましたね。
正しい環境下であれば長生きしてくれるので長寿を目指しましょう。