ヒョウモントカゲモドキのベビーは成体に比べて、体がまだまだ未発達です。
大人のヒョウモントカゲモドキと同じように考えてはいけない場合もあります。
成体の場合には尻尾に栄養を溜め込んでいるので、20日ほどは食事を取らなくても大丈夫です。
しかし、ベビーの場合はまだ尻尾に蓄えることが出来ていません。
成長のスピードも早いため、5日以上食事を取らない場合は拒食と考えましょう。
ベビーは成長途中のため、毎日食欲はあるとされていますが拒食になった原因と対策を考えていきましょう。
ヒョウモントカゲモドキのベビーが拒食になった場合は?
ヒョウモントカゲモドキのベビーはとても臆病で繊細です。
*飼育環境の変化
*温度・湿度が適正かどうか
*驚かせたり構いすぎる
*餌をうまく消化できない
*病気
など、いろんな原因があります。
給水用のスプレーでも驚いてしまいますので、工夫してあげましょう。
対策方法には強制給餌という方法があります。
しかし、素人が直接にしたり、下手をすると危険です。
なので、飼い主でもあげやすいものがいいです。
流動食を作って口の先に付けてあげましょう。
口の先につけてあげると、ペロペロなめてくれます。
餌をすりつぶして食べやすくしてあげましょう。
吐き戻しからの拒食については、ブドウ糖をなめさせて体力をつけさせます。
その後にコオロギやジャイミルをすりつぶして流動食を作り、ピペットなどであげましょう。
病気などでその動作をしない場合には病院に行ったほうがいいかもしれません。
まとめ
ベビーの場合はよく食べて成長していきます。
そのベビーが拒食になると成長に関係してきますので、早めに対策を打ちましょう。
ストレスはなかったか温度は適温か。など、思い当たることは確認してみましょう。
ベビーの場合は餌の大きいものだと消化不良を起こしたり、小さくしていても吐き戻してしまったりと、まだまだ消化器官が未熟です。
カルシウムやヨーグルトなどの整腸剤をまぜつつ、すりつぶした流動食と一緒にあげてみましょう。
クル病や便秘の予防を、小さいベビーの頃からしていきましょうね。
なかなか原因が分からず解決しないようであれば、病院で見てもらうと安心です。