ヒョウモントカゲモドキのチャーミングポイントの目の病気はどんなものがあるのでしょうか?
見て行きましょう。
ヒョウモントカゲモドキの目の病気は他の病気も表す?
ヒョウモントカゲモドキの目の病気で、目に直接起因する病気は白内障、角膜炎、結膜炎等があります。
目が白くなったり目の周りが腫れたりしますが、素人の判断は無理なのですぐに獣医師さんに診てもらいましょう。
目の病気なら目薬を処方してもらえるので点眼して様子をみましょう。
ヒョウモントカゲモドキの目の症状は色々な病気のサイン
ヒョウモントカゲモドキの目、もしくは目の周りに出る異常は、ヒョウモントカゲモドキの体調の異変を表す場合があります。
まず考えられるのが脱皮不全です。
脱皮をした時に目の周りに脱皮した皮が剥がれず残ってしまうというものです。
体の先端部、指先や尾先に皮が残っている場合は、体を霧吹きなどで湿らせてから綿棒などで優しく拭き取ります。
目の周りに皮が残っている場合は無理はせず獣医師さんに診てもらうのが懸命でしょう。
他には、細菌感染症、細菌性口内炎(マウスロット)はヒョウモントカゲモドキに多い病気です。
餌を食べる量が減り、口の動かし方が不自然になり、周りにチーズ状の膿が見られます。
この膿が目に移動してきてしまう場合がありますので、獣医師さんに診てもらいましょう。
感染症には他にもクリプトスポリジウム感染症があり、十分に餌を与えているのに痩せてきたり、食べた物を吐く場合は寄生虫の感染が疑われます。
温度が低いための消化不良であれば、飼育ゲージの温度を上げれば回復するはずですが、寄生虫による感染では回復しません。
クリプトスポリジウム感染症は、ヒョウモントカゲモドキに寄生する寄生虫の感染症です。
この感染症は糞などを媒介し他の個体にも感染するので、多頭飼いしている場合は他の個体と隔離しましょう。
クリプトスポリジウムには遺伝子の違いで多くの種類があり、一般的にはその種類によって感染する宿主が異なり、中には動物と人、両方に感染する人畜共通感染タイプがあります。
ヒョウモントカゲモドキに感染するクリプトスポリジウムの場合、健康な人であれば、感染の可能性は殆どないと考えられますが、免疫不全等の病気にかかっている場合は感染する恐れもありますので、個体を触ったあとや、ゲージを掃除をしたあとはしっかり手洗いをしましょう。
栄養バランスから来る病気としてはクル病があります。
カルシウム不足が原因で、骨形成に異常が起こり四肢や顎骨の変形、目の異常、骨折などを起こします。
いずれの場合も早期に獣医師さんに診てもらいましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの病気を見つけるには日頃からの観察が大切です。
少しでも異常が見られる場合は早めに獣医師さんに診てもらうに越した事はないのですが、なかなか直ぐに行けないときもあるでしょうから、日頃から爬虫類を診察してくれる獣医師さんを見つけておいて相談にのってもらうようにしておければ良いですね。