ヒョウモントカゲモドキが床材を餌と誤認し、飲み込むことがあります。
コオロギなどの餌を食べさせている場合は大丈夫なようですが、誤飲した時に備えておくのは必要です。
ここでは、ヒョウモントカゲモドキが誤飲しない床材と誤飲しても大丈夫な床材について書いていきます。
ヒョウモントカゲモドキが床材を誤飲しないようにする
ヒョウモントカゲモドキが誤飲できない床材を使うのが一番良いと考えられます。
その場合は、キッチンペーパーや新聞紙、ペットシーツなどが床材としてはおすすめです。
キッチンペーパーや新聞紙は費用もあまり掛からず、インターネット上のサイトではおすすめしているところが多いようです。
しかし吸水性に乏しいので、汚れや臭いの吸着はほぼ期待できません。
ペットシーツは吸水性に優れてはいますが、上記の床材と合わせて、レオパが床を掘る時に捲れ上がったり、ボロボロになったりする可能性もあります。
おすすめは、爬虫類サンドのうち、カルシウムサンドを使ったものです。
爬虫類サンドは、ヒョウモントカゲモドキが誤飲する可能性が高いと言われてはいますが、カルシウムサンドであれば、例え誤飲したとしても、体内で分解され、カルシウムとして吸収されます。
カルシウムは、レオパが普段の食事からはなかなか摂取しにくい貴重な栄養素です。
餌にカルシウム剤を振りかけ、これを食べさせることで補給できますが、それでも「生きたコオロギやデュビアにそれを振りかけるのが嫌だ」とか、「冷凍餌であってもちょっと……」と思う方も中には居られるでしょう。
勿論、必ずレオパがカルシウムサンドを飲み込むわけではないので、これで補完することはできませんが、カルシウム剤を振りかける頻度を少しだけ減らせる可能性は出てきます。
そう考えると、カルシウムサンドを用いることは、誤飲した時の危険性を減らせるだけでなく、彼らの栄養補給にもなるので、おすすめできるのです。
まとめ
以上が、ヒョウモントカゲモドキの床材誤飲を防ぐ方法です。
床材にカルシウムサンドを使う場合は誤飲した時の問題をなくす方法で、キッチンペーパー等の使用は、誤飲自体を防ぐ意味があります。
どちらも一長一短なため、飼い主自身が良く考えて選ぶ必要があるでしょう。