トカゲをペットとして飼いたいとペットショップに行っても、値段が結構高かったりする場合もあります。
そんな時にフッと思うのが、自宅のそばにいるニホントカゲを捕まえてみてはどうかと。
でもどうやって捕獲していいのか?捕獲場所は?などいろいろわからない事ばかりです。
トカゲの活動期間や活動時間を知ってから捕獲を検討する。
ニホントカゲを捕獲するには、まず、ニホントカゲの活動時期を知らなければなりません。
トカゲは爬虫類ですから、変温動物になります。
自分で体温を調節することができません。
肌寒くなる10月~11月には、ニホントカゲは冬眠の為に土の中にもぐってしまいます。
ニホントカゲが冬眠から目覚めるのが4月頃からになります。
ニホントカゲを捕獲する為の時期は4月~9月の約半年くらいしかありません。
それに、ニホントカゲは昼行性の為に明るい時間帯に行動するのですが、午前中気温が上がらない時は日光浴以外は、ほぼ巣穴にいる事になります。
完璧に活動する時間帯は、早い時間で午前10時くらいからですが、完璧に動きだすのは12時を過ぎたあたりから3時くらいまでの間です。
活動時間がわかった所で、今度は捕獲するにはどうしたら?と言う事です。
相手はかなり素早いので、素手だとなかなか捕獲する事は難しいです。
捕獲したとしても、捕獲した瞬間に力を入れてしまうとグッタリしてしまったりします。
また尻尾を掴んでしまったら自切して逃げて行ってしまいます。
トカゲの生息場所を把握してから捕獲する。
ニホントカゲの生息場所を把握してから捕獲どうするか考えます。
まず、ニホントカゲの生息場所は、草原や山の斜面・岩場や石垣などです。
つまり、日当たりが良い場所が多くあって、すぐに身を隠せる場所が多数ある場所に生息している率が非常に高いです。
先ほど紹介した、ニホントカゲの活動時間と生息場所がわかった所で本格的な捕獲作戦に移ります。
素手での捕獲は非常に難しいので、トラップを仕掛ける事の方が簡単です。
用意するのは、プラスチックのバケツとエサのミミズです。
土に穴を掘ってバケツを埋めるのですが、バケツの縁が地面とすれすれになる様に埋めてください。
そのバケツの中にエサとなるミミズを入れておきます。
後は待つだけです。
ただ、トカゲがトラップに落ちると日陰になる場所が無い為に、日光に当たり過ぎてしまう可能性があるので、2時間くらいを目安にトラップを見に行きましょう。
プラスチックのバケツであれば、ニホントカゲはよじ登る事が出来ませんから、そのままバケツを回収して、飼育ケースの中にトカゲを離す方法が一番安全な方法といえるでしょう。
まとめ
ニホントカゲの生態を知ってから捕獲する方法について紹介してきました。
フトアゴヒゲトカゲなどペットショップでいきなり購入するには、かなり不安に駆られると思います。
トカゲの飼育の初心者の方には、やはりニホントカゲやカナヘビなどが比較的に初心者向けです。
ただニホントカゲは、個体数が少ないのかペットショップに居ない場合があるので、自分で探して捕まえる方が早いと思います。
なかなか自然を駆け回る事が少ないですから、ケガだけには十分注意しましょう。