最近トカゲがペットショップで人気になっています。
太古の昔から存在していたトカゲですから、きっと驚くような発見があるかも知れません。
大きなカエル食べようとして、、10分近く格闘して、食欲失せたトカゲ。
カエルのゼラチンで口周りボロボロ。
瞬膜の瞬間とれちゃった pic.twitter.com/s6ebKejRwb— パンダ隊長/サバ普及委員会 (@CTP_SMonitor) 2017年11月14日
トカゲの瞬膜
トカゲには瞬膜があります。
瞬膜をもつのは爬虫類や両生類、哺乳類には代わりにまぶたがあります。
哺乳類でも、ラクダなど、一部の動物に瞬膜があったりします。
猫や犬の瞬膜には気づいていますか?
一瞬で開閉してしまいますから、まなかなか見る機会は少ないかも知れません。
瞬膜は目の保湿、目を乾燥から守る働きをします。
また目を攻撃から守ったり、目の保護をします。
ハヤブサが高速で獲物めがけて落下するときには、瞬膜は閉じられています。
トカゲの瞬膜は下から上に閉じます。
水に潜り水面に顔を出すとき、下から上に閉じたほうが便利なのは少し考えると判ります。
自然界の動物たちは、独自の進化を遂げてきましたので、観察すると思わぬ発見があります。
瞬膜は閉じても、薄い膜なので辺りは見えています。
トカゲの目の特徴
トカゲは有鱗目トカゲ亜目に分類される爬虫類です。
この分類に該当するのは7000種です。
爬虫類の全種の95%になります。
トカゲのなかには、頭頂部に第3の目がある邪気眼をもつものがいます。
邪気目は太陽の位置を計測する役割を持っています。
トカゲの目は、目の下側は厚い鱗で覆われていて、くるりんと丸い愛らしい目が人気です。
トカゲには瞼もあります。
よく似たヤモリには瞼がないので、目の乾燥を防ぐため舌で目を舐めたりします。
トカゲは変温動物で暖かい時に活動します。
カルシウム不足が原因のくる病にかかることがあります。
くる病の症状に目に関するものがあります。
目が開かなかったり、餌に反応しない、光に反応しない。
また目ではないのですが手足が痙攣するなどの症状が見られます。
くる病は投薬で治すことができます。
栄養失調で目が見えなくなることもあります。
餌がミルワームばかりだと、栄養状態が悪くなってしまいます。
たまには生き餌をあげて下さい。
目に関する病気でもうひとつ感染症があります。
目が見えなくなったり、開かなくなったりします。
口内炎ができて、餌を食べられなくなり、死にいたることがあります。
ペットは常に観察することが大切です。
まとめ
話せない、鳴き声を出さないペットの飼育は観察しかないのです。
温度管理、餌の管理、水の管理。
小さな命を大切にして下さい。