トカゲにも脱水症状があるの?と思ってしまう方も多いと思いますが、トカゲなどの爬虫類は太陽の紫外線を浴びることで、体内の中で生成する栄養素を作り上げていたりします。
ただ、日光浴をし過ぎてしまうと脱水症状を起こしてしまう事があります。
どんどん賑やかになっていくトカゲさんたちの日光浴☀ pic.twitter.com/yvW526sUUQ
— きんか (@kgtergsm) 2018年1月10日
トカゲの脱水症状の原因は?
トカゲには日光浴する事が基本的には必要です。
人間でさえもビタミン類の生成に本来であれば日光を浴びなければなりません。
日光浴をしているとトカゲは脱水症状に陥ってしまうのでしょうか?
そこには飼育ゲージという囲いがある為なのです。
自然に居る場合は、トカゲ自身が熱くなったと感じる前に、トカゲは木陰や石の下等に移動する事が可能です。
必要以上に紫外線を浴びたり、太陽の熱にさらされる事がありません。
飼育ゲージ内にいるトカゲの場合は、熱くなったとしても逃げる場所が無いのです。
ニホントカゲやカナヘビを飼っている方は飼育ゲージを半分日の当たらない様にしておけば、日陰に逃げ込む事が出来ます。
但し、中型のフトアゴヒゲトカゲのゲージでは半分を日陰にする事がなかなかできないでしょう。
飼い主が注意していないと脱水症状を起こしてしまうのです。
脱水症状を引き起こしていてもトカゲなどは、何の素振りを見せませんから、かなり危険な状態になるまで気が付かない場合もあります。
トカゲに日光浴させる場合には、必ず飼い主はトカゲから目を離さないことが非常に重要になるのです。
トカゲの脱水症状を予防法と治療方法は有るの?
トカゲには日光浴が必要なのはお分かりかと思います。
ではトカゲが脱水症状を起こさないようにするにはどうしたらいいのでしょう?
もし脱水症状に陥ってしまった場合にはどうしたらいいのでしょう?
脱水症状を予防する為には、先ほども紹介したとおり飼育ゲージ内に日陰を作る事が重要です。
一時的にもトカゲが日陰に逃げ込む様になったら日光浴を中止するポイントです。
そのポイントを見極める為には、飼い主は日光浴をしている場合には目を離さないことが大事なのです。
予防法として他にあるのは、トカゲに水がある事を教える方法になります。
水面が動かない限り、水と認識しないトカゲもいるので、水受けなどを指などで水面を動かす事で水を認識します。
そうする事で、水を満足いくまで飲み続けます。
トカゲが脱水症状を引き起こしてしまった場合には、専門医に診てもらうのが一番得策です。
脱水症状の治療法は人間とほとんど変わらないようにも思います。
トカゲでも点滴を受けることが出来ます。
但し小型の場合には点滴が出来ない場合もあるので、その場合には皮膚下直接輸液を注射によって流し込みます。
またトカゲの食事は動物性たんぱく質の流動食を食べさせます。
まとめ
トカゲの脱水症状の原因や予防法・治療法などを紹介してきました。
トカゲのような爬虫類は天敵から身を守るために、体が弱っていてもその素振りを見せる事がありません。
飼い主はちょっとしたトカゲの動向を見極める必要性があります。
日光浴をさせている場合は再三紹介した通り、常に目を離さない事です。