トカゲとイグアナに違いはありません。
トカゲは生物学上は、有鱗目トカゲ亜目に属しています。
その中のイグアナ下目の中にイグアナ科、カメレオン科、アガマ科がいます。
ヤモリ下目にはヤモリ科やトカゲモドキ科などがいます。
要は7000種もいるトカゲの中のひとつの種がイグアナという訳です。
ペットとしてのイグアナ
イグアナはトカゲのなかでもとても頭がいいのです。
名前を覚えて、呼ぶと反応します。
また簡単な言葉なら理解します。
おとなしく、飼い主にはとても忠実です。
でも、その反面、見知らぬ人には敵意むき出しになったりします。
とくに、オスは発情期になると凶暴になりますので、小さいお子さんのいる家庭のペットには向きません。
ペットショップでイグアナを見て飼育しようと思いましたか?
ペットショップでは¥5.000〜¥20.000ほどで販売されていますので、購入しやすいですよね。
でも、ペットショップで売られているイグアナは赤ちゃんイグアナです。
イグアナは大人になると、小さい種でも60㎝ほどに成長します。
大きなものになると、180cmまで成長します。
こうなると、大型犬用のケージを用意するか、家の中ので放し飼いになります。
先ほども言いましたが、時に凶暴化します。
180㎝にもなるほど成長するとは思わなかったと、泣く泣く手離す事例も少なくありません。
ペットを飼うときには、きちんと調べてからにしましょう。
イグアナの飼育
イグアナは一般的には草食です。
なかにはネズミなどを餌にしているものもいます。
タンパク質を取れない種もいるようですから注意して下さいね。
たとえば、グリーンイグアナは草食です。
色の識別ができますので、カラフルに彩られた餌には反応がよく、喜びます。
暖かい日にはよく活動して、寒い日には動かなくなります。
イグアナを上から掴もうとすると、驚いて手を噛んだりします。
上からだと襲われたと思ってしまいます。
飼育箱は上から手を入れる水槽ではなく、引き戸になっている観葉植物のケースが適しています。
ケースには止まり木を用意します。
また、水浴びをしますので、体が入る容器(プール)が必要です。
爬虫類には照明が必需品です。
できれば日光浴もしたいところです。
まとめ
できるだけ、生息していた場所に近い環境で飼育して上げたいですよね。
ただ飼うのではなく、観察してペットが喜ぶような環境を作って楽しむ事も大切ですよね。