キラキラ輝いているのがトカゲ⁉︎
カナヘビは?
都会ではトカゲを数年に一度見かける位になってしまいました。
カナヘビには会った記憶さえありません。
トカゲとカナヘビの特徴
カナヘビはトカゲ亜目トカゲ下目カナヘビ科。
関東ではこちらもトカゲと呼んでいます。
カナヘビは、日本トカゲと間違われやすいのです。
世界には26属280種がいます。
日本には、コモチカナヘビ、アムールカナヘビ、サキシマカナヘビ、ミヤマカナヘビ、アオカナヘビ、ミヤコカナヘビの六種がいます。
尻尾が長く、体全体も細くスマートな体型です。
お腹の色は白と黄色の二種類があります。
五本の指のうち一本だけ長いのが特徴です。
寿命は7年〜10年 。
生息地はあたり一帯の緑地、庭や公園で見かけます。
トカゲは幼体の時には金色の縦縞があり、ブルーの輝く尻尾が特徴ですが、成長すると色が褪せて茶褐色になります。
縞がなくなるのがメスです。
オスは茶褐色まで変化し、カナヘビによく似た感じになります。
オスは繁殖期になると喉のあたりがオレンジ色になります。
土の中に巣を作り卵を産みます。
トカゲの寿命は10年〜15年。
トカゲは種類も多く、爬虫類のなかでは育てやすいものも多いので、ペットとしても面白いです。
トカゲとカナヘビの違い
地面にもぐるのがトカゲ、地上で生活するのがカナヘビ。
まぶたの違いは見分けるポイントになります。
トカゲは目の真ん中で閉じます。
カナヘビは下まぶたが上がり、上まぶたにくっつくような瞬きをします。
舌先でもはっきり見分けられます。
舌先が二股に分かれているのがカナヘビ、トカゲは分かれていません。
また歩き方も違います。
カナヘビが4本足で立って歩くのに対して、トカゲはお腹まで使って這うように歩きます。
カナヘビの尻尾は体調の2/3 、トカゲは半分が尻尾です。
カナヘビは幼体のころから茶褐色で体表がザラザラしています。
トカゲはツルツルしています。
またトカゲの尻尾切りと言われているように、命に危険が及ぶときには尻尾を切り離して逃げます。
カナヘビの餌は小さな昆虫で、ペットショップではコウロギ、自然界では殻がない小虫ならなんでも食べてくれます。
バナナを食べるという記事を見かけますが、野菜や果物は食べません。
まとめ
カナヘビとトカゲとヤモリ。
よく似ていますよね。
ヤモリは都内でもたまに壁に張り付いているのを見かけます。
しばらく観察していても、動く気配がないので、諦めて立ち去ります。