最近では、テレビや雑誌などの特集で著名人が珍しいペットを飼育している様子が紹介されるなどというものの影響で、一般層にも犬や猫などの王道の動物とは一線外れた珍しい動物をペットとして飼ってみたいと考える方が増えつつあるようです。
そんな動物の中でもひときわ人気を高めつつあるのが爬虫類の「トカゲ」です。
トカゲは丈夫であるため病院にかかるなどの手間が比較的少ないことと、意外にも人間に懐きやすい動物であることからペットとして飼育しやすいことで知られ、人気を高めているのです。
カゲは比較的珍しい動物であるが故に、珍しい現象に見舞われることがあります。
その現象の一つである鱗が取れるということについて記していこうと思います。
鱗が取れた原因
鱗が剥がれているという状況は、脱皮がうまくいかなかったというのであれば、次の脱皮で綺麗になるので心配する必要はないです。
しかし、鱗が浮いて、剥がれているというのであれば病気の可能性を疑いましょう。
可能性として一番多いのが「真菌症」いわゆるカビが生えてしまった状態です。
鱗が一部分だけ黒ずんでいるような他とは明らかに違う色に変色してしまっているという場合は真菌症である可能性が高いのですぐに病院にかかりましょう。
もう一つに「白血病」というケースも少なくはありますが存在しています。
白血病の場合は、餌を普段通り食べているのにもかかわらず体重が減っているといった身体的変化が見られるため、普段から定期的にトカゲの身体状況を記録しておくと良いでしょう。
鱗が取れた時の対処
鱗が剥がれているということは普段は守られている皮膚が無防備になってしまっていることを意味します。
鱗の状態を確認したらなるべく触らないようにしてあげましょう。
むき出しの皮膚から感染症を発症したり寄生虫なども怖いのでケージを綺麗にしてあげると良いでしょう。
病気の可能性が高い現象であるので、いち早く病院にかかることが望ましいです。
まとめ
上記した通り、トカゲという比較的珍しい動物をペットとして飼育すると、馴染みのない現象を目の当たりにすることが多々あります。
脱皮はよくあることですが、鱗が剥がれるとなると驚いてしまいますよね。
こういった、突然の事態に冷静に対応するためにも飼い主さんが正しい知識を持っている必要があります。
今はネットなどで簡単に情報を得られるので心配する必要もないかとは思いますが、普段からペットショップの店員さんなどと情報交換をしていると良いかもしれませんね。