カナヘビを飼育したいと考えているのなら、カナヘビがどのくらい大きくなるのかやその特徴について知っておきたいところですね。
カナヘビは成体になるとどれくらいの大きさになるのでしょうか?
そしてその特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
カナヘビの成体の大きさは?
カナヘビの成体の大きさは個体差はありますが、大体、16~25㎝程度の大きさになります。
カナヘビの特徴は、なんといっても長いしっぽです。
体長の3/2にもなる長さの尻尾を持ち、細長いスリムな体形をしています。
またカナヘビには多くの種類があり、アフリカやヨーロッパ、アジアで約26属280種類ものカナヘビが存在しています。
日本に生息するカナヘビだけでも、日本に最も広く分布しているニホンカナヘビ、北海道のコモチカナヘビ、対馬のアムールカナヘビ、日本の最大種であるサキシマカナヘビ、南西諸島のアオカナヘビ、宮古諸島のミヤコカナヘビと6種類ものカナヘビがいます。
成体の見た目の色は種類により異なります。
例えば、日本に最も広く分布しているニホンカナヘビは体の色は幼体のころから成体になるまで変わらず、背中が灰褐色か褐色、お腹が黄色と白のものがあります。
日本の最大種であるサキシマカナヘビや南西諸島のアオカナヘビ、宮古諸島のミヤコカナヘビは緑色をしています。
まとめ
カナヘビは大きくても25㎝程度ですから、とても飼育しやすいトカゲだといえます。
また、日本だけでも6種類ものカナヘビが存在していますから、その土地でなければ見られない北海道のコモチカナヘビや対馬のアムールカナヘビ、南西諸島のアオカナヘビ、宮古諸島のミヤコカナヘビを見るために旅行してみるのも楽しいかもしれませんね。
ただ、その土地でなければ見られないカナヘビは国内希少野生動植物種のリストに加えられていて捕獲したり飼育したりしてはいけないものもありますから、その土地に行って見つけても捕獲したりしないようにしてくださいね。
あくまでも観察するのみにとどめておきましょう。
国内希少野生動植物種のリストに加えられているかどうかは環境省のホームページで閲覧できます。
平成30年現在ではミヤコカナヘビが平成28年からリスト入りしています。