庭の草むしりをしていたらニホントカゲの卵を見つけた!
飼っているニホントカゲがついに卵を産んだ!そんなことがあるかもしれません。
本来ならば、卵が孵化するまでメスが土の中で卵を守るのですが、たまたま土の中を掘っているときに見つけてメスが驚いて巣穴から逃げ出してしまうと、元の場所に戻ることは少なくそのまま放棄してしまうことがあります。
そのままでは卵を放置するのもかわいそうだし、せっかく産まれたのだから孵化させてあげたいですよね。
今回は卵を孵化させるコツやその際に必要なものを紹介します。
ニホントカゲ、孵化 pic.twitter.com/hfhfWjn0Ed
— ヴァン(社畜) (@vamremu) 2015年7月17日
卵をうまく孵化させるコツ
まず、蓋付の容器を準備し、その中に「適度な湿り気を維持しつつ通気性の良い」腐葉土を入れて外と同じ環境を作ってあげます。
くぼみを作り、その中に卵を入れるのですが、卵は柔らかいためスプーンを準備してそっとすくい、見つけた時のままの向きで入れてあげましょう。
次に、一番重要なのが卵の水分補給です。
なぜかというと卵は水分を吸うことで成長していきます。
逆に言えば、腐葉土が乾燥しているままだったら、成長せずにそのまま孵化することもなくなります。
だからといって、水を卵に直接かけたり、土を常に湿らせた状態が続くと卵にカビが生えてしまうので注意してください。
目安としては、腐葉土が茶色になったら霧吹きで卵に当たらないように黒色になるまで湿らせましょう。
もしも、卵を見つけたときに「くぼんでいる」ものを発見した場合も水分を与えていると成長する可能性があります。
それでも成長せず、くぼんだままだったら無精卵の可能性があり放置するとこちらもカビが生え、周りの卵に影響を与えてしまうので注意しましょう。
また、卵の成長には酸素も必要です。
乾燥してはいけないからと容器をフタで密閉してしまうと窒息してしまうので、「軽くフタをする程度」にとどめておいてください。
まとめ
卵を孵化させるのには水分と、外と同じような環境を作ることが大事だと分かりましたね。
参考にして孵化成功させてあげてくださいね。