先日、庭の石をどけてみるとそこにニホントカゲの姿が!!
そのニホントカゲは大事そうに6個の卵を守るようにそこにいたのです。
とても感動しました。
大事そうに守っていたので、しばらく眺めてそっとその石を元に戻しました。
ところで、いつ我が家のニホントカゲは卵を産んだのだろうか・・・
今回はニホントカゲの産卵についてまとめてみようと思います。
飼育中のニホントカゲが6月に産卵。
1ヶ月後にすべて無事孵化しました!https://t.co/SkYL3yVDjz pic.twitter.com/nBIWV2j3Dg— 島田拓 (@AntRoom_taku) 2017年8月19日
ニホントカゲの産卵時期はいつなの?孵化までの時間は?
ニホントカゲは、生息地によって繁殖期が違うのだそうです。
暖かい地域の方が、早く産卵時期に移ります。
暖かい地域なら5月下旬ごろから産卵時期に、寒冷地なら6月中旬ごろから産卵時期に入ります。
産卵場所は、石の裏、土手の斜面に穴を掘って産卵します。
天敵に見つかりにくい所を探して産卵するので、庭でたまたま見つけたニホントカゲと卵はとても珍しいのです。
少し得した気分になりました!
そんなことはさておき・・・
孵化までは2か月弱かかります。
その間、メスのニホントカゲは卵に付きっきりになるのです。
卵だけあって、メスがいない場合はもありますが、その場合、メスのニホントカゲは卵の所には戻ってこない確率が高いです。
一気に10個ほどの卵を産むのですが、数個はやはりメスが餌として食べてしまうことがあります。
卵の大きさは1センチほどで白く、楕円形の形です。
例えるならば、大きい米粒のようでしたよ。
まとめ
ニホントカゲとカナヘビはよく似ているので、普通の方はそんなに気に留めていないものだと思いますが、ニホントカゲは独特な光沢がありますし、幼体の時は尻尾が青く光っているのでとても美しい姿を見ることが出来ます。
そんな、ニホントカゲの卵を守る姿には、命の大切さや母親の強い心を感じることが出来、感動しました。
6月の半ばだったので、あと少しで孵化するところだったのですね。
そっと元に戻したのですが、ニホントカゲのお母さんが気にすると悪いと思い、夏まではそっとしておきました。
夏になり見たら、もちろん跡形もなくなっていたので無事に巣立っていることを願います。