トカゲは基本的に安全な生き物で人間に危害を加えるはほとんどありません。

また毒や鋭い牙などはほとんどの種類で持たず、性格も温厚で爬虫類初心者にはうってつけの存在だと思います!

そして種類の多さ、色の多彩さなども大きな魅力です!

トカゲは爬虫類ファンにとっては入門編のようなもの(種類によりますが)大事に育てて基本を学びましょう!

トカゲ ペットショップ 種類

トカゲの尻尾は再生する?!

トカゲの尻尾切り(学術医的には自切という)はトカゲの自己防衛の手段で自ら尻尾を切断し、激しく動いている尻尾に外敵が気を取られているうちに本体は逃げることが出来ることです

尻尾の切断面はまるで、あらかじめ切込みが入ったかのように綺麗に切断されています。

その後直ぐ切断面の周りの筋肉が盛り上がり、出血することなく徐々に尻尾を修復していきます。

ただ再生は品種によっては全く再生しないものも少なくなく、栄養状況や再生回数によって再生できないこともあります

尻尾の再生は?何回まで?

基本的に尻尾の再生は1~2回が限界とされており、厳密にいえば再生時には尻尾内に尾骨は無く、柔らかい骨で形成するようです

再生した尻尾は元の長さにはなれず短くなってしまうことがほとんどです。

生態上、尻尾に栄養を貯めておく種類も存在するので、尻尾切りによって栄養状態が悪くなり生命の危機に陥ることも予想されます。

世間一般のイメージではトカゲの「尻尾は何度でも再生する」と思われがちですが、トカゲにしたら一生に一度か二度あるかないかの大事件なのです。

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トカゲが尻尾切りをする理由は?

トカゲが外敵から身を守るために尻尾切りをするのは分かりましたがなぜ尻尾切りなのでしょう?

トカゲに限らず、尻尾切り(自切)を行う生物は少なくありません。

昆虫、クモ類、多足類、甲殻類などは足を自切します

自切は、生命活動に直接関係ない部位を身代わりにすることで、本体の安全を守る種族尊命のシステムです

仕組みは切込みの入った尾椎を切り離し、時間稼ぎをしてその間に逃げるのです

まとめ

トカゲは危険を察知すると尻尾を切り離します。

飼育上、ちょっとした衝撃で尻尾が取れてしまう事故も多数報告されていますので飼育者は注意が必要です。

基本は草や石などに張り付いてじーっとしていることが多いトカゲですが、あまりにも一方的なスキンシップは行わず、優しい目で観察してあげることが飼育者としてのマナーでしょうか。

かわいいトカゲをみんなで愛でてあげましょう!

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