カナヘビとトカゲは、一見パッと見ると見た目も生息地もほとんど一緒なので仲が良いように見えますが、実際は性格も習性も全く違うのです。

今回はカナヘビとトカゲが共食いしてしまう可能性はあるのか、2種類の性格なども含め分析したいと思います。

トカゲ 尻尾 生態

それぞれの性格や習性

カナヘビの性格は比較的おとなしく、飼育ケースに2匹入れて飼っていても共食いをする可能性はきわめて少ないです

ですが、コオロギなどのエサを長時間与えないとまれに共食いしてしまうこともあるので気をつけましょう。

一方トカゲですが、カナヘビとは真逆で気性の荒い性格をしています

特にオスは大人になると自分の縄張りを決めて行動するので、そこに違う生物がくるとケンカをして強いトカゲは弱い物を共食いしてしまいます。

なので、飼育するときは必ず1ケースに1匹と覚えておきましょう。

基本的に爬虫類は1匹ずつ飼う

トカゲとカナヘビに限らず、基本的に爬虫類は共食いする可能性が高いので、飼育ケースには2匹以上飼わないようにすすめています

また爬虫類は大きな音や振動に弱いため、よく飼い主が飼育ケースの上から長時間覗いたり、ケースを叩いたりするのは、彼らにとってかなりのストレスがかかるため絶対に刺激を与える行動はやめましょう。

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共食いしてしまう理由

今回紹介しているカナヘビとトカゲに限らず、鮭やカマキリ、ウサギに至っては親が子を共食いしてしまうケースもあるなど、聞いただけだと残酷に聞こえますが、動物界ではごく一般的な自然現象なのです。

ですが、今回のカナヘビとトカゲに関しては先程も言ったとおり多頭飼いをしない、ストレスを与えなければ避けられるのです。

ストレスは飼い主がカナヘビ達に与える行動のほか、飼育環境が乾燥していたりするとそれも大きなストレスの原因になりますので、こまめに点検しましょう

まとめ

人間界では絶対に起こりえない「共食い」ですが、爬虫類や魚類にとっては日常的な行動の一つとなっています。

ですが、共食いする理由を知ったり回避できる対策を知ることで命が簡単に消えてしまうのを私たち人間がとめられるのです。

トカゲを1つのケージで多頭飼いしている人は今すぐ対策をしてくださいね。

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