昼行性であるトカゲですが、飼育している人からは1日の約半分は寝ていると聞いたことがあります。
今回はそんなトカゲの睡眠時間について調べてみました。
いままでトカゲをあまり知らなかった人も、これから飼ってみようという人もぜひ参考にしていただけたらと思います。
基本暇なときは寝ている
トカゲは食事の後ゆっくりしながらそのまま寝ている…といったことが日常的です。
バスキングライトなどで暗さを調節すれば起きていますが、基本的には1日10時間以上、場合によっては18時間近く寝ているトカゲもいます。
また、寝ている姿も立ったまま寝ていたり起用に寝ているので、その姿が癒やされると飼う人が増えたのです。
でもせっかくならせめて一緒にいるときは起きていてほしいですよね。
そのためにはどんな方法があるのでしょうか。
紫外線が関係している?
トカゲは砂漠地帯にいた生き物なので、太陽光やあたたかい場所を好みます。
ですが、一日中太陽を浴びるなんて難しいですよね。
そんなときに活躍するのが、「保温球」と呼ばれるあたたかい熱をだしてくれるバスキングライトと紫外線ライトです。
ちなみにバスキングライトは昼用と夜用があり、好みによって光を出したりできるバスキングライトがあります。
昼も夜もケージの中は常に27度前後を保つようにしなければなりません。
このあたたさかによって、寝るのに最適な温度となるため、ほぼ1日中寝てしまうのです。
また、紫外線ライトがなぜ必要なのは、トカゲは紫外線を浴びることによってカルシウムが形成されるため、とても大事なものだと言えます。
いろんな寝方をするのはなぜ?!
先程もチラッと言いましたが、トカゲによっては立ったまま起用に寝ていたり飼い主がなでるとすぐ寝てしまったり、とにかく寝ることが大好きなトカゲですが果たしていろんな寝方をしても本当に寝ているのでしょうか。
まずなぜ立ったまま寝ているのか、これはしっぽや背骨が変形してしまうのを防ぐために行う行為なのです。
特に大人になるまでのヤングアダルト期は少し体制を悪くしただけで骨が曲がってしまうことがあるほど、繊細な体をもっています。
よって、自分で認識しているトカゲは立ったまま寝るのです。
まとめ
毎日10時間以上寝ているトカゲですが、人間と同じ生活リズムを覚えさせるには、うまくバスキングライトと紫外線を使いこなす必要があるようです。
これをうまく使いこなせればトカゲと一緒に寝ている飼い主さんもいますので根気強くチャレンジしてみてくださいね。