ニホントカゲは、それでなくても可愛らしくて愛嬌たっぷりで人気のあるトカゲなので、ニホントカゲの子どももなかなか味のある姿を見せてくれます。
偶然手に入れたニホントカゲの子どもなのか、購入した子どもなのか色々かと思いますが、幼体のうちは心配ですよね。
そこで、ニホントカゲの子どもの飼育方法や餌について紹介します。
ニホントカゲの子どもの飼育と餌
ニホントカゲは、日本に生息するトカゲなので、ケージでも室内で飼育するよりも、屋外飼育の方が飼育しやすいと言われています。
特に子どもの場合は、室内の飼育が難しいので屋外での飼育にしたほうがいいです。
鳥や猫に襲われないようにしっかりネットや金網などを使って蓋をしておいてください。
もし、屋外の飼育が難しいのであれば、紫外線ライトが必要になります。
ニホントカゲは日光浴をするので、日光代わりの紫外線ライトを太陽の代わりにします。
また、ケージ内の温度には注意が必要です。
ケージの中の温度が15℃を下回ると活動が鈍くなるので、25℃~28℃を維持するようにしてください。
飼育ケースは色々ありますが、プラスチック製のケースで十分です。
ケース内には熱中症の危険もあるので、涼める場所として鉢植えの欠片などを使って隠れ家も用意してあげてください。
ニホントカゲの子供の餌
基本的にニホントカゲは、生きている昆虫しか口にしません。
それも動いている昆虫です。
主に、コオロギ・イモムシ・クモ・ミミズ・ハエ・ムカデなどです。
これらの昆虫でも1cm以下の昆虫を与えます。
目安としてはニホントカゲの子どもの顔のサイズよりも小さいものにしましょう。
大きすぎると逆に昆虫に襲われたり、餌が喉に詰まってしまう可能性もあります。
トカゲは餌を飲み込むので、飲み込みやすい大きさの昆虫を与えるようにしましょう。
また、飼育下なら、冷凍餌を受け入れる個体もいます。
ピンセットに挟んで食べるか試してみてください。
もちろん、小さなサイズのものにします。
また、餌については、与え過ぎてしまうと肥満になったり消化不良を起こすので、週に2回程度与えるぐらいで十分です。
また、成長期の子どもでもあるので、爬虫類用のカルシウム剤やビタミン剤を昆虫にまぶして食べさせてあげるようにしましょう。
まとめ
ニホントカゲの子どもを飼い始めの頃は環境に慣れるまで、少なめの餌にして少しずつ慣らしていきましょう。
では、この記事のポイントをおさらいしておきます。
・子どもの場合は室外が飼育しやすい
・温度は25℃~28℃を維持
・隠れ家も用意する
・昆虫はトカゲの頭より小さいもので1cm以下のものにする。
・餌は週に2回程度で十分
・爬虫類用のカルシウム剤やビタミン剤をまぶす
餌は、個体によって好き嫌いもあるので、いろんな餌を与えてみてください。