トカゲのペットとしての歴史は犬や猫ほどではないですが、野生種を捕獲して自宅で飼うことを除き、ペットショップで個体を買い求め飼育するという点では30年前くらいから、海外からの輸入を皮切りに徐々にペットとして社会に認知されるようになりました。
そもそもトカゲはよく見ると愛嬌もあり、じっとしているところが逆にいいという見方もあります。
その飼育の容易さから都市部を中心にじわじわと人気を獲得していきました。
種類によっては個体の価格も求めやすく今後も人気を維持していくでしょう。
近年の「爬虫類女子」ブームも追い風になり、一般で言う「嫌われ者」「気味悪い」の代名詞だった爬虫類がペットとして市民権を得てきたのも事実です。
今後もトカゲの動向に目が離せませんね!
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— 生物速報 ネイチャー64 (@Nature_64) 2018年1月22日
トカゲの赤ちゃん
トカゲの種類によりますが、トカゲは孵化後に幼体となり脱皮を繰り返しながら成体になっていきます。
ニホントカゲの場合は成体時は体色が光沢のある銅色または光沢のある褐色、幼体時は光沢のある黒色に褐色の5本線があります。
また幼体時だけ尻尾が青いのも特徴です。
トカゲの赤ちゃんの餌は?
幼体時はしばらく孵化時から黄身の栄養でしばらく何も食べなくても生きていけますが、コオロギや小さな虫類を食べるのが普通です。
ペットショップで売られているミルワームなどは口の小さな幼体には不向きでまだ餌として与えるのは避けたほうが良いです。
また幼体時から餌の栄養バランスを考えた飼育をしていないと、病気や脱皮不全などのリスクを負うことになります。
飼育者は赤ちゃん期(幼体)に十分な栄養とミネラルバランスを整えた餌を与えるのがよいでしょう。
まとめ
トカゲの赤ちゃんは種類により違いはありますが、卵から孵化した後は黄身の栄養を使いながら成長し自力で生きていく習性があります。
幼体→生体へと脱皮を繰り返しながら成長しますが、赤ちゃんの時はしっかり自然の餌を与え抵抗力をつけていくのが好ましいでしょう。
高栄養のミルワームなどもいいですがミネラルバランスを考えた餌を与えるのが理想的です。
皆さんもトカゲを赤ちゃんから飼ってみませんか?