ヒョウモントカゲモドキは繁殖が意外と優しい部類に入る爬虫類ですが、赤ちゃんの育て方はどうでしょうか?
難しいのでしょうか?
成体と比べて注意する点はないのか見て行きましょう。
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— Reptty♡Saurus (@hachu_kohaku) 2017年10月23日
ヒョウモントカゲモドキ赤ちゃんの湿度設定
孵化直後の赤ちゃんは乾燥に弱いため、孵化してしばらくは湿度に気を付けます。
卵から孵ってすぐに餌を食べる個体もいますが、一般的には1~3日後に脱皮をしてその脱皮した皮を食べてから、餌を食べ始めます。
赤ちゃんのヒョウモントカゲモドキは非常に臆病ですので、触ったり、霧吹きで驚かせるのは避けましょう。
湿度は高めに設定しておき、湿度60%以上で安定させておくのが良いようです。
ヒョウモントカゲモドキ赤ちゃんの温度設定
ケージ内の温度設定は高めに保っておく必要があります。
なぜなら、幼体期に温度を高めに保っておくと、代謝も良く、成長後の発色が鮮やかになるそうです。
卵から孵ったばかりのヒョウモントカゲモドキの赤ちゃんは全身が淡いピンク色ですが、成長とともに幼体に見られる白い地色になり、黒い帯状の模様に変わっていくようです。
おおよそゲージ内の温度は28℃~32℃と、大人のヒョウモントカゲモドキを育てる時よりもやや高めに温度を保つのが良いようです。
夜間などに予想以上に温度が低下している場合や夏場は温度が上昇しすぎている場合もありますので、定期的に温度計で温度をチェックします。
また幼体期は砂の床材の誤飲による死亡事故がよく起こりますので、赤ちゃんに対しては砂の床材は使わず、キッチンペーパー等がお勧めです。
成長が速い幼体期は基本的には餌は毎日与えます。
生後3ヶ月までは、1日1回食べるだけ与えます。
餌の量は個体に応じて増減しますが、目安としては、頭の半分ほどのコオロギを2~5匹食べます。
生後3ヶ月で25g前後に成長します。
3ヶ月を過ぎた頃から時々餌を与えない日を作り、様子を見ながら餌を与える回数を減らしていきます。
生後半年で大人になるので、餌の量を週に2~3回にして、温度もヒョウモントカゲモドキの適温にしてあげます。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの赤ちゃんは卵から孵化してからの3日間が大変重要な期間のようです。
最初の脱皮が終わり、初めての餌を食べるまでは湿度、温度に注意して飼育しましょう。