トカゲは爬虫類の中で特に多様性に富み、4000種類と爬虫類最大派閥を誇る生き物です。
日本での飼育の歴史はまだまだ浅い方ですが愛好家も多く、爬虫類ジャンルとしては確固たる地位のある生き物です!
トカゲの赤ちゃんってどんな感じ
トカゲの赤ちゃんは種類にもよりますが、生まれてから幼体→生体と脱皮を繰り返しながら成長していきます。
ニホントカゲは幼体時の体色が黒で黒褐色の5本線が特徴。
尻尾は青く、成体になると体が褐色で側面に茶褐色の太い縦縞が入ります。
カナヘビは5~8月にかけて複数回産卵し、おおよそ2か月で孵化します。
産卵後の卵は長径1.0cm、短径0.6cmくらいの楕球型でカナヘビは産んだらそのまま卵を放置します。
生まれたては5cmくらいですが成体(1年後)になると約16~25cm程度まで成長します。
トカゲの飼い方!赤ちゃんの時に気をつけること!
トカゲの赤ちゃん(幼体時)は口も大きくなく消化器官も未熟なので、大きさ、鮮度、栄養を考えて餌を与えましょう!
また温度・湿度も重要なので、ケージ内に温度・湿度計を設置して常に温度・湿度に気を配る事が必要です。
そしてストレスを与えないことも重要です。
特に不必要なスキンシップや過度の給餌、急激な環境変化に注意していきましょう!
トカゲ飼育に必要な物は?
必要な飼育グッズはガラスのケース(必ず蓋つきの物)トカゲ用の床材、隠れ家(トカゲが入り込める空間がありちゃんと遮光できるもの)温・湿度計、水入れ、居場所(木の枝、石、プラ製のオブジェ等)いつもトカゲが過ごす場所を提供します。
霧吹きで保湿して湿度を保ちつつ快適な温度を提供できるように爬虫類用のヒーターを設置しましょう。
餌はコオロギやミルワームなどの餌を与えるのが一般的です。
幼体のうちはミルワームは勧められません(大きすぎる)。
また、栄養補助でカルシウムパウダーなどのサプリメントを与えることもあります。
まとめ
トカゲの飼育は容易で入門向きと言われますが幼体時や体調不良時はやはり注意が必要です。
赤ちゃんの時も病気などのリスクにさらされやすいのも事実なので放置してよいということは絶対にありません。
トカゲは爬虫類で基本的に人に懐くことはないという意見もありますが、愛好家の間では異論を唱える人が多くいます。
その理由は長く飼育しているとトカゲのほうから飼い主に近づき「じーっと」見つめたり、ある程度のコミュニケーションは取れているのでは?と考えるのが概ねの見解です。
愛嬌あるトカゲのいる生活は飼育者にとって癒しの空間となるでしょう。