ヒョウモントカゲモドキのチャーミングポイントの一つは、つぶらな目ですよね。
でもその目に異常があったら心配ですよね。
目が開かない時や腫れている時の原因を調べてみましょう。
ヒョウモントカゲモドキの目の腫れはビタミンAが不足
ヒョウモントカゲモドキの目が腫れる、閉じないという症状の原因の一つは、脱皮不全が考えられます。
脱皮不全は脱皮が上手く出来ずに目の周りに皮が残ってしまった時に、目が腫れたり瞼が赤くなったりなど目の周りに何かしらの症状が出ることがあるようです。
脱皮不全が起きる原因は温度が低いため乾燥している、脱皮中にケージの外がうるさかった、室温が適温でなかったなどの原因が考えられます。
脱皮不全が多い理由としては乾燥していることが一番の原因です。
冬場は特に乾燥しやすく、また、温度が下がってヒョウモントカゲモドキの活動が低下してしまうので湿度と温度に気を付けてください。
できるだけ、1年を通してヒョウモントカゲモドキの快適な温度と湿度を保つことが重要です。
もし脱皮不全が起こってしまったら、綿棒などで優しく皮を取ってあげるお手伝いをしてあげます。
このときに無理に剥がそうとせず、取れない場合は獣医師にお願いしましょう。
特に目の周りは無理に剥がして余計に腫れや赤みが出てしまうこともあるようです。
もう一つの原因は栄養不足が考えられます。
ビタミンAが足りないと、目が開かなくなったり腫れたりします。
ビタミンAを添加した餌やまたはビタミンAが入った餌で対処します。
それでも治らない場合は獣医師に相談しましょう。
もう一つは口腔内の感染症から目に波及してしまうという原因も考えられます。
口腔内の感染症はストレスが原因で免疫力の低下から起こる病気の一つだそうです。
目に異常があり、餌を食べないという症状が見られたら、すぐに獣医師さんに診てもらいましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの目の異常の原因は脱皮不全、ビタミンA不足、口腔内感染症から波及してしまうという物が考えられます。
どれも普段からヒョウモントカゲモドキの飼育環境を考えてお世話していれば防げるものと考えられますので、常にヒョウモントカゲモドキの快適な環境を整えて飼育してくださいね。
万が一、異常が見られた時は早めに獣医師さんに診てもらいましょう。