オーストラリア原産で、砂地や森林など幅広い環境に生息しているフトアゴヒゲトカゲ。
野生のものは地味なクリーム色をしていることが多いのですが、ペットとして購入できるフトアゴヒゲトカゲには、どんな色の種類がいるのでしょうか。
また、どの色に人気があるのでしょうか。
目次
フトアゴヒゲトカゲにはどんな色がいる?
まずは色の種類を紹介します。
代表的な色
色は主に、ハイカラー・ノーマル、レッド、オレンジ(オレンジパステル)、イエロー、ハイポ(ハイポメラニスティック)、トランスルーセント、ホワイト系などがあります。
色のバリエーションは多種多様
フトアゴヒゲトカゲの色のバリエーションは豊富です。
これは交配が盛んで、常に新しい色合いの個体が生まれているからです。
例えば、レッドとトランスルーセントの特徴を受け継ぐ「レッドトランス」や、オレンジとハイポの特徴を受け継ぐ「オレンジハイポ」など、パターンは多種多様です。
人気の色
では、どの色が人気なのでしょうか。
レッド系
発色のよい真っ赤な個体が一番人気のようです。
レッドの親同士を交配させたとしても、はっきりとした赤色に発色する子どもはあまり生まれないことも人気の理由のようです。
ゼロ(ホワイト系)
レッド系とは異なり、模様も色も乗っていない真っ白な個体も人気のようです。
特にゼロと呼ばれる種類はとても希少で、人気も価値も高いと言われています。
人気色のフトアゴヒゲトカゲは高い?
生体の価格は6,000円~3万円が相場と言われています。
しかし、希少で人気の種類は値段も高くなるようです。
先ほど紹介したゼロは、特に美しい個体だと20万円以上することもあります。
ただし、フトアゴヒゲトカゲは成長するにつれ変色や模様が浮き出てくる場合があるので、それを踏まえて購入するとよいでしょう。
まとめ
フトアゴヒゲトカゲは発色のよいレッドや、真っ白なゼロの個体に人気があるということがわかりました。
しかし、どちらも数は多くないため、お値段も高くなりがちのようです。
フトアゴヒゲトカゲは初心者にも飼育は簡単だと言われていますが、色に絶対のこだわりがないのであれば、まずは入手しやすい色の個体をお迎えしてみてはいかがでしょうか。