ヒョウモントカゲモドキの魅力の一つとして体色や模様がありますが、環境によって変化することもしばしば見受けられます。
ヒョウモントカゲモドキの体の色の変化どんな時に起こるのでしょうか?
見ていきましょう。
温度や様々な要因で色を変えるヒョウモントカゲモドキ!
ヒョウモントカゲモドキは他の種類の爬虫類ほどに顕著ではありませんが、本能的に周辺に溶け込もうとする保護色性質を持つため、床材に黒っぽい土や水苔を入れていると体の色を暗くします。
この場合はキッチンペーパーなど白い物を床材に使うことで防げます。
脱皮前に色が変わることがあります。
体の色が黒っぽくなったり、白っぽくなったり、くすんだ状態になります。
個体差にもよりますが、色が変化して2~3日で脱皮が始まります。
脱皮が終われば元に戻ります。
成長による色や柄の変化、生まれた時は黒いバンドの縞模様で、成長していくに連れてバンドが無くなり、豹柄になるのが一般的なヒョウモントカゲモドキの変化です。
睡眠時など体の活動状態が低下している場合は、ヒョウモントカゲモドキの体の色が黒っぽくなります。
活動状態が戻れば元に戻ります。
ヒョウモントカゲモドキの原産地はパキスタンやインド西部、イラン、イラク等の高温乾燥地帯です。
その為、かなりの高温や乾燥にも耐えられるのですが、日本とは状況が違うので温度と湿度の変化には注意が必要です。
飼育温度が低い場合、ヒョウモントカゲモドキの体の色が黒くくすんできます。
個体によっては、遺伝子が違い低温でも黒っぽくならない個体も居ますが、温度と色の関係は無いとは言い切れません。
高温の方が自然界に近い状態で飼育出来るので発色も良く、明るい色になります。
なので飼育温度を適正な飼育温度に戻しましょう。
温度は27℃~32℃の間で、温かいところと涼しいところを作ってあげます。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの体色や模様は飼育温度や体調によって変化するということがわかりましたね。
高温で育てると発色が良くなり、温度が下がると黒ずんでしまいます。
自分の好みの色が出る適温を見つけて飼育すれば、愛情もより深まりますね。
しかし、体調が悪い時も色が黒くなっている、いつもと違うと感じたらすぐに獣医師さんに診てもらいましょう。