爬虫類を飼育しようと思ったら、まず始めに値段を見てしまいますよね?
高いトカゲを間違った育て方で命を落としてしまったら懐にもダメージがあるし、慣れるまでは安くて丈夫な個体を選んでしまいますよね。
次に気になるのが大きさ。
初めて飼うなら大きくなる個体より小さい小型のトカゲを選びますよね。
でも、トカゲを飼うと言ってもどんなトカゲが良いのか…
そんな悩みを持っている人にオススメなトカゲのグリーンバシリスクの飼育方法について紹介したいと思います。
目次
グリーンバシリスクの特徴
グリーンバシリスクが良いと言っても知らない事ばかりで、育てるには少し怖い気持ちになってしまうかと思います。
そこで飼育をする前にグリーンバシリスクについて少し触れてみましょう。
グリーンバシリスク
生息地
グリーンバシリスクの生息地はコスタリカやパナマ、ニカラグアなどのメキシコからコロンビアへ向かう途中が生息地となっています。
大きく分けたらイグアナの仲間とも言え、熱帯雨林の水辺が近い森林に生息してます。
体長
若い個体は15〜20cm程度から成体になれば大人の腕くらいの大きさで、約50cmくらいになると言われています。
50cmと聞くと大きく感じますが、尻尾が体の半分を占めているので思っているほど大きさを感じません。
見た目の特徴
バシリスクと聞いてもピンと来ないかと思いますが、バシリスクのオスはクレストと呼ばれるトサカの様な物が頭にあったり背中から尾にかけてヒレの様な物がついています。
見た目は絵に書いた様な恐竜と言ったところです。
グリーンバシリスクの飼育方法
第一印象が恐竜の様で恐竜好きにはたまらないビジュアルだと思いますが、どんな飼育をしたら良いのか?
飼育に関しての基礎情報をまとめました。
育てるスペース
尻尾も含めたら50〜60cmにもなってきますので、飼育する場所は大きめに取らなければなりません。
警戒心が強い生き物ですので驚くと急に走り出してしまう事があり怪我をしてしまうことがあります。
なるべくなら体長の倍以上のスペースがあると良いでしょう。
飼育温度・湿度
基本的なトカゲの温度は25〜30度くらいでホットスポットは40度くらいにしておきます。
そして湿度は60%以上と高めにしておきます。
オスのクレストは湿度が低いとあまり大きくならないとも言われています。
水関係
グリーンバシリスクは水に潜る習性があるので、深めの水槽や左官屋などが使うトロ舟などあると良いでしょう。
ただ、糞尿を水中でしますので清潔を保たせる為に頻繁に交換してあげる必要があります。
食べ物
トカゲの餌として基本のコオロギ・冷凍マウス・ミルワーム・ディビュアなどで大丈夫です。
ただ小さな若い個体は毎日与えても成長期なので大丈夫ですが、成体になると週に2回程度の給餌でも問題ありません。
逆に与えすぎると肥満の原因にもなってしまいますので注意しましょう。
飼育スペースの注意点
グリーンバシリスクに限らず、トカゲの飼育には場所を必要とします。
驚いて急に走り出したりしてぶつかって怪我をしてしまったりする場合もありますので、大きくなる個体なら特に飼育スペースを広くとりましょう。
まとめ
グリーンバシリスクはテレビなどで流されて一躍有名になり、飼いたいと思う人が増えたトカゲですが、実際に飼育してみると他のトカゲと飼育に大きな変化はありません。
ですが、警戒心が強いので驚かしてしまうと走り回って鼻をぶつけてしまう事がありますので注意しましょう。