爬虫類を飼っている方の中では、トカゲが一番飼いやすいと言われています。
特に日本原産種のトカゲの場合には、気候に適応しているので、ほぼ手間暇を費やすような事にはならないからでしょう。
でも、油断してはいけないのです。
トカゲは爬虫類ですから。
トカゲが噛むとかなり痛い?それに毒はあるのか?
自宅の近辺にはニホントカゲやカナヘビがいてもおかしくはありません。
ちょっとした草むらや家の軒下辺りに生息していますから、ある意味身近な爬虫類と言ってもいいでしょう。
この2種類は特に爬虫類のペットとしては飼育しやすいと言われています。
気候慣れしていると言うのが一番の理由だと思います。
それに、日本にいるトカゲには毒がある物は存在しませんから、安心して飼育出来ます。
ちなみに、毒があるトカゲは3種類でアメリカドクトカゲ・メキシコドクトカゲ・コモドドラゴンです。
コモドドラゴンってあの大きさでトカゲなんですよね・・ニホントカゲやカナヘビに毒がないとわかった所で、捕まえる時や飼育ケースの清掃をする時にトカゲを捕まえなくてはなりません。
そのときにトカゲは噛む事があるのでしょうか?噛まれたらかなり痛いのでしょうか?
実は、トカゲには歯がない為に噛まれた痛さを感じる事は無いと言われています。
指に噛みつかれた場合には、なんか付いている程度にしか思わない人もいるでしょう。
ただ、歯がない分アゴの骨が発達しているので結構な圧力で締め付けるような感覚があります。
素手で噛まれた場合にはかなりの力で噛みついてきますので、それなりに痛いと感じます。
歯がない分、肌にはトカゲのアゴの形がくっきり残ります。
トカゲに噛まれない為の対策はあるのでしょうか?
トカゲに噛まれない対策と言うよりも、基本的にはちょっかいを出さない事です。
人間でさえも人からちょっかいを出されれば怒りますよね。
それと同じ事がまず考えられます。
特に、ペットとして飼育しているトカゲの顔の前で指をチラチラと動かしたら確実に食いついて来ます。
動く物をエサと勘違いして食いついてくるので、逃がさないようにトカゲも当然必死です。
また飼育しているトカゲに手からエサを与える場合にも注意が必要です。
エサだけを基本的に摂る事はまずしませんから、確実にエサを持っている指も噛まれてしまいます。
この場合には指でエサを持つのではなく、手のひらにエサを置く方が噛まれない方法になるはずです。
トカゲに噛まれてしまってなかなか離してくれない時ってありますよね。
かなりの勢いで噛んでいるので、飼い主側もちょっとは痛いはずです。
でも、それを無理やり剥がそうとすると、トカゲのアゴの骨を痛めてしまう事になるので、トカゲの注意をそらすか、又はトカゲが離してくれるまで辛抱強く待つしかありません。
まとめ
トカゲが噛みつくと痛いのか?対策は有るのか等について紹介してきました。
ペットとして飼育している以外では、なかなかトカゲに噛まれる日常的なシーンは無いと思いますが、何らかの拍子に噛まれる事もあるかもしれません。
そのような時はパニックを起こさないで冷静に対応しましょう。