ヒョウモントカゲモドキの繫殖(交尾)まで成功したら、あとはメスの抱卵そして産卵です。
産卵まで終えると、孵化を待つばかりなのですが、卵の孵化にはどれくらいかかるのでしょう。
また、孵化を待つ間に準備することはあるのでしょうか。
ヒョウモントカゲモドキの卵の孵化にかかる日数は?
ヒョウモントカゲモドキの孵化はメスによって個体差があり、早ければ1ヶ月、時間がかかるものだと2ヶ月程度で孵化します。
孵卵床の準備
産卵床に産み落とされた卵をそのままにしておくと、メスが転がしてしまうなど孵化しにくくなってしまいます。
そのため、産み落とした直後にすぐさまマジックで、上部に印を付けます。
この印があると、転がってしまっても上下の区別がすぐにつきます。
胚ができる前であれば、卵が逆さまになっても大丈夫ですが、胚ができた後では、卵が逆さまになると卵は孵化しません。
孵卵床はメスの産卵前に準備しましょう。
準備するもの
・容器(プリン等のカップやタッパー)
・ふた(ラップ等)通気性も必要なので上から穴をあける
・床材(いくつか組み合わせて使います)
・バーミキュライト
・黒土
・水ゴケ
・パータイト
・ハッチライト(孵卵床専用床材)
ヒョウモントカゲモドキの卵は、鳥類の卵とは違い硬い殻ではなく、皮のような少し弾力性のある殻です。
すぐに割れてしまうということはありませんが、丁寧に取り扱いましょう。
また、孵卵床に配置する際は孵化床を軽く指先でくぼませ、卵を安定させましょう。
孵卵床の床は湿らせておきます。
握っても水分がでない程度に濡らしておきます。
乾いてきたら霧吹きで水分を足しましょう。
霧吹きで水分を足すときはなるべく卵に水滴がつかないようにしましょう。
湿度の目安としては80~90%ぐらいになるようにします。
もし、床材にハッチライトを使用できるのであれば、カビの原因にもならず、水分を足す必要がないので便利です。
しかし、高価なものなので確実に孵化させたいという方にお勧めです。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの孵化は、それほど難しいことではありません。
しかし、難しくないといっても色々と準備しておくことはあります。
きちんと準備して、かわいいベビーをお迎えしましょう。