皆さんはカナヘビを見たことがあるでしょうか。
カナヘビは公園などにも住んでいる生物ですし、ペットショップなどでも扱われているため、見たことがある人も多いでしょう。
名前にヘビとついていますが、カナヘビはトカゲの一種です。
ペットショップでも扱われているため、比較的飼育しやすい生物のように思われる方もいるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。
今回はカナヘビを飼育するうえで特に気を使わなければならない点についてご紹介させていただきます。
カナヘビさん日光浴してる(´∇`) pic.twitter.com/z0j8gSuTjC
— りう (@ri_ryu572) 2017年12月9日
カナヘビの飼育は大変で難しい!日光浴の問題が特にネック!
カナヘビの飼育はとても難しいです。
難しいというよりは大変と言った方がいいかもしれません。
飼育に必要な道具も沢山あるので、お金もかかります。
カナヘビの飼育が大変である大きな理由の一つが、カナヘビには定期的な日光浴が必要だということです。
だいたい週に2~3回は必要だと言われています。
当たり前の話ですが、太陽は日中しか出ていません。
日中は、ほとんどの人が仕事や学校に行っている時間帯ですので、なかなか日光浴をさせるタイミングが難しいのです。
カナヘビは変温動物ですので、太陽を浴びることにより体内でビタミンを合成しています。
これにより体温を保っているため、太陽を浴びない時間が続くと、低体温となり、食欲不振や病気などの悪影響をおよぼし、最悪亡くなってしまいます。
常に日の当たる場所に出しておけばいいと言いう方がいるかもしれませんが、その場合熱射病の問題など、別の問題が発生してしまいます。
ですので、飼育者の方が、気を配りながら日光浴をこまめにしなければならないのです。
まとめ
カナヘビは公園などでよく見かける身近な生物のため、簡単に飼うことができると思っている方がいらっしゃいますが、それは間違った認識だと言わざるを得ません。
先ほどご紹介した日光浴の問題以外にも、カナヘビを飼育するうえで気を付けなければならないことはたくさんあります。
しかし、適切な飼育環境を整え、きちんと飼育してあげれば、10年生きることも可能と言われており、多くの方から愛されているのも事実です。