カナヘビが草むらや庭などで頭を持ち上げてたたずむ姿を見ることがあります。
これは、カナヘビが日光浴としてひなたぼっこしている姿です。
その姿を見ていると可愛らしくほっこりしますよね。
もともとカナヘビは日光浴を好むといわれていてひなたぼっこをするのが好きです。
そこで、カナヘビが日光浴をする時間や日光浴が好きな理由についてまとめました。
カナヘビ達には天気いいんで日光浴してもらいますー pic.twitter.com/FyHGNrgI6K
— こんぺーとー (@ko_n_pei) 2018年4月20日
カナヘビが日光浴をする時間
カナヘビの日光浴の時間は、季節によっても多少ことなりますが朝一番に日差しを浴びます。
春や秋は8時~10時頃、夏なら6時~8時頃にひなたぼっこすることが多いようです。
カナヘビは日光浴が大好きなので、飼育下では1週間に2回~3回くらいは日光浴させるようにします。
カナヘビは、屋外でたっぷり日光浴を楽しんだ後は、強い日差しをさけてシェルターに隠れることもよくあります。
特に、真夏の昼などは、日光浴が好きでも、あまり体が暑すぎて温まりすぎると、涼しい場所に移動して温度を下げる場合もあります。
なので、飼育下で日光浴をさせる時には、少し厚みがあって熱の通しにくい石で日陰を作ってあげるといいですよ。
これならいつでも自分で涼むことができます。
カナヘビの日光浴は、暑すぎる前の午前中にすることがポイントです。
また、日光浴ができないようなら、ペットショップなどで購入できる爬虫類用の紫外線灯を使いましょう。
日光浴するのはエネルギーを蓄える為
カナヘビが日光浴をするのは体温を上げるためです。
カナヘビは変温動物なので、自ら体温調節することはできません。
そこで、日光浴をすることで体温を上げます。
体が暖められれば30℃を超すこともあり、体が十分暖まってから狩りへと動き始めます。
哺乳類や鳥類などは自分で体温が調節できる恒温動物なので、食べた物からエネルギーを得て、そのエネルギーの大部分を体温調節に消費しますが、カナヘビの場合は、日光浴をして体温調節するのでエネルギーは他のことに使えるわけです。
まとめ
日光浴はカナヘビにとってもエネルギー補給になりますが、日光浴中は熱射病に注意してあげることが必要です。
では、カナヘビの日光浴についてのポイントをまとめました。
・日光浴の時間帯は朝か午前中
・春や秋は8時~10時頃、夏なら6時~8時頃
・いつでも涼めるように日陰を作る
・日光浴で体温調節のため
日光浴は、まだ日差しがきつくない午前中にするようにしてあげてくださいね。