ニホントカゲを飼っていると餌を食べてくれない!と飼い主さんを困らせてしまう個体がいます。
トカゲは、数日間餌を食べなくてもそれほど心配はいらないといいますが、餌を食べないで痩せていく姿を見るようになるのは心配です。
そこで、ニホントカゲが餌を食べない原因と対策方法についてまとめました。
ニホントカゲが餌を食べない原因と対策方法
ニホントカゲの餌は、1週間に2回程度が適していると言われています。
仮に1週間餌を食べなくてもそれほど心配はありません。
ただ、ニホントカゲが餌を食べないで拒食が続くと、尻尾の付け根が痩せてきます。
この部分が痩せる場合は餌不足なので注意が必要です。
ニホントカゲが餌を食べない原因として、飼育温度などの飼育環境が適していないことが考えられます。
他には
・餌が好みではない
・ストレスがある
・体調不良
などもあげられるでしょう。
また、食べない原因の一つとして、ニホントカゲの特徴があるかもしれません
ニホントカゲは、神経質な面を持ち合わせています。
その為、餌を食べている姿をじっと見つめられたりすると餌を食べない場合があります。
ただ、ニホントカゲに限らず、トカゲは、全般的に一度餌を拒否して食べないと決めると、例え命を落とすようなことになっても食べません。
ここまできたら、自然に返してあげるのがいいでしょう。
ニホントカゲが餌を食べない時の対策方法
ニホントカゲが餌を食べない場合は、飼育温度などを含めた飼育環境に何らかの問題があるのかもしれません。
ほとんどのトカゲは、ケージ内は15℃を下回ると活動量が落ちるので、常に25℃~28℃前後をキープするようにしましょう。
また、トカゲは、昆虫類を主に食べますが、個体によっても好き嫌いがあるようです。
この場合は、他の餌を与えるなどしてみましょう。
トカゲを飼い始めたばかりなら飼育環境に慣れずにストレスになって食べない可能性もあります。
最初は餌を少なめに与えて、少しずつ慣らしていくようにしてみてください。
ついついニホントカゲの体を触ってしまうこともあると思いますが、人間との触れ合いは、トカゲにとってはストレスになります。
環境や飼い主さんに慣れるまではそっと見守りましょう。
注意することは、ニホントカゲが餌を食べないだけではなく、下痢なども見られたらすぐに動物病院の診察を受けるようにしてくださいね。
まとめ
ニホントカゲが餌を食べない場合は、注意深く観察することが必要です。
では、餌を食べない原因と対策の大切なポイントをまとめました。
●餌を食べない考えられる原因
・飼育環境
・餌が好き嫌い
・ストレス
・体調不良や病気
・ケージ内は15℃を下回らせず25℃~28℃前後をキープ
・他の餌を与えてみる
・餌を少なめにして慣れさせる
・ストレスを与えないようにあまり触らない
慌てずにしっかり対応すればニホントカゲはそれに応えるように食べてくれるはずです。