昼行性のトカゲには強い紫外線が必要とされていますが、昼行性トカゲを飼育している人の中には、紫外線をそれほど意識しなくても上手く飼育はできているという人もいます。
オニプレートも昼行性のトカゲなので、当然紫外線は必要なはずですが、実際どうなんでしょうか。
そこで、この記事ではオニプレートトカゲの飼育に紫外線ライトは必要なのか。
また、紫外線ライトの使い方について紹介します。
ライト付けたらすぐに出てきた
やっぱり日光浴好きなんやな~#オニプレートトカゲ pic.twitter.com/UgCraEjTmX— NEMU@爬虫類市場参加! (@NEMU2923) 2017年12月13日
オニプレートトカゲの飼育に紫外線ライトは必要か?
結論からいうと、オニプレートトカゲには紫外線ライトは必要です。
紫外線ライトが無くても上手く飼育している方もいますが、紫外線は無いよりもあった方がいいです。
紫外線は皮膚生成に必要なビタミンD3作り、カルシウムの吸収の為に必要不可欠だからです。
紫外線によってオニプレートトカゲの健全な脱皮を促したり活性化させて、食欲増進を促したり正常な繁殖行動にもつながります。
野性下では、例え曇りの日でも紫外線はトカゲの体に届いています。
木陰で体を隠していたとしても紫外線の効果は十分あり、反射性もあるので乱反射で紫外線を浴びることもできます。
これが飼育下にある場合、紫外線はガラスを通過できないので、直射日光が当たらないような工夫をしてベランダなどに出すか、あとは紫外線ライトを使ってあげないと不十分です。
紫外線ライトの使い方
紫外線ライトを使い方は、規則正しい時間に点灯と消灯をする使い方をしてください。
毎回、紫外線の点灯と消灯がバラバラだと、オニプレートトカゲの生活リズムが乱れて体調を崩してしまうことになりかねません。
例えば、紫外線ライトをつけたまま出かけてしまうと、トカゲなどは眠れなくなる場合もあります。
紫外線ライトの使い方は、まず、日光の光を浴びさせることができる時間帯には日光浴をさせて、あとは紫外線ライトを使うのがおすすめです。
朝の時間帯を含めた午前中は、まだ日差しが強くないので、ケージごとベランダに出して置き日光浴をさせておきます。
そして、気温が上がってきたら室内に入れて、あとは夕方まで紫外線ライトをあててあげるといいですよ。また、
紫外線ライトを使う場合はプログラムタイマーを一緒に設置しておくと便利ですよ。
まとめ
ケージ内全体の温度は20℃を維持するのが適していますが、ケージ内にはホットススポットの場所を作っておいてあげましょう。
では、この記事のポイントをまとめました。
・昼行性のトカゲには紫外線は必要
・紫外線はオニプレートトカゲの生活習慣を整える
・紫外線ライトは毎回同じ時間に点灯と消灯
・午前中は日光浴させて、あとは夕方まで紫外線ライトを浴びさせるのがおすすめ
トカゲが、じっとたたずんで日光浴をする姿は何とも言えない哀愁と可愛らしさがありますよ。