ヒョウモントカゲモドキの主食は主にコオロギです。
しかし、それだけでは不十分で必要な養分が足りていないと病気になってしまいます。
その必要な養分は「カルシウム」。
与えすぎもよくないので、注意が必要です。
ヒョウモントカゲモドキのカルシウムの与え方。どうしてカルシウム?
ヒョウモントカゲモドキ夜行性の動物です。
そして、夜行性である以上日光浴をしません。
そうすると、日光浴で生成されるビタミンD3が欠乏してしまうのです。
カルシウムと一緒にビタミン剤でビタミンD3を補給しなくてはカルシウムだけ与えても体外に排出されてしまいます。
ビタミン剤とカルシウムはエサにまぜて与えましょう。
この時、カルシウムは多くても体外に排出されるだけなのですが、ビタミンはヒョウモントカゲモドキの体に残ってしまうことがあります。
ビタミンは過剰摂取になると、ヒョウモントカゲモドキの肝臓に負担をかけてしまい体調を崩してしまう原因にもなります。
しかし、ビタミンDが取れなければカルシウム不足になりクル病の原因にもなってしまいます。
ビタミンDがヒョウモントカゲモドキの体内に残るのはたいてい1ヶ月程度と言われています。
カルシウムの与え方としては、具体的には「カルシウムパウダー」という市販の商品が人気のようです。
このカルシウムパウダーはビタミンD3が配合されているものもあります。
購入の際は、ビタミンD3が配合されているか確認しましょう。
カルシウムパウダー自体は、エサに混ぜるか、別の容器で与えます。
しかし、ヒョウモントカゲモドキによって好き嫌いがあるので、よく観察しながらヒョウモントカゲモドキが食べてくれる方法で与えましょう。。
カルシウムを与える頻度は?
ヒョウモントカゲモドキにカルシウムを与える際は、ビタミンDも一緒に与えることになります。
カルシウムだけ与えてもビタミンD3と一緒でなければ体内に吸収されないからです。
しかし、ビタミンDは与えすぎると肝臓に負担をかけてしまいます。
なので、カルシウム剤は餌を与える都度与えますが、ビタミンD入りのものやビタミンDは、ビタミンDが体内に残っているのが大体1ヶ月であることを考えると2週間に1度与える程度で十分なようです。
月に2回ということになりますね。
カルシウムの量は?
カルシウムは幼体の時であれば毎日エサに混ぜて与えます。
一つまみ程度で良いようです。
成体になるとエサの回数が減りますが、これもエサの都度カルシウムを一つまみ与えます。
生後半年後は、餌とカルシウムを週2~3回与えましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは夜行性のため、体内でビタミンDを生成することがほとんどできません。
そのため、一緒に吸収されるはずのカルシウムが吸収されずに体外に排出され、カルシウム不足によるクル病を引き起こしてしまいます。
しかし、ビタミンの過剰摂取もヒョウモントカゲモドキの体には負担をかけてしまいます。
カルシウムは食事ごとに与えますが、ビタミンは月に2回程度で十分です。