トカゲは爬虫類ペットの中でも入門の部類に入り飼育が容易と言われています。

近年は女性にも人気があり、一定数の愛好家もおり安定した市場といえます。

個体の種類によりますが、値段も数千円から1~2万円と安価で求めやすく、初期投資も少ないのが魅力ですね。

そして飼育の手間がかかりませんし糞尿もそれほど匂いません。

鳴いたり、暴れてたりすることもなく、鑑賞している分には全く問題ない優良ペットですね。

トカゲ 嘔吐

脱皮不全による目のトラブル

くる病はトカゲの血中カルシムの低下が原因で、歩き方がぎこちなくなったり痙攣したりケージ内の同じ場所をグルグル円を描くように歩き続けたりします

また、初期の段階では餌を食べない症状がでます。

対策は薬の服用、カルシウム剤の投薬(カルシウムを多く含む餌でもよい)日光浴をさせるのが効果的です。

脱皮不全を起こすと目が開かなくなります

トカゲは脱皮しますが、なんと眼球も脱皮します!

脱皮が上手くいかなかった場合皮が眼球に残ったままで目が開かなくなり、見えづらくなります。

対策は脱皮時の観察を怠らないということです。

もし皮が残っていたら濡れたティッシュや先端の柔らかい綿棒で優しくふき取り点眼を行うなどの対策が必要です。

栄養失調により目が見えなくなる症状

栄養価は高いがトカゲに必要なリン酸とカルシウム比率が悪く(リンが多くカルシウムが少ない)健康管理に必要なミネラル摂取が出来ないのがデメリット。

人間でいうところのジャンクフードみたいな物と思えばよいでしょう。

餌にはミネラルバランスを考慮した構成にしないと、偏りが生じ栄養失調を起こしてしまいます。

基本は自然のものを効果的に使うのが理想的です。

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呼吸器の感染症

呼吸器の感染症で目が開かなくなるケースもあります。

それらの感染症は目から口へと拡大し、餌が食べられない2次障害を起こす可能性もあります。

口内炎を発症し口から食べられず生命にかかわることになります。

ほとんどの場合洗眼、抗生物質で治すことが出来ます

目が変だな?と思ったら爬虫類を扱っている獣医に診せるのが一番です。

まとめ

トカゲは温暖で熱帯を好み、冬は冬眠します。

したがって夏の間に動かないのは明らかな体調不良のサインです。

基本的に暖かいと活動し寒いと動かなくなるので季節に合った活動を見るのが体調観察の基本になります。

もし気候とトカゲの活動が一致しない場合はまずは病気を疑いましょう。

特に脱皮時に眼病リスクが上がるので飼育者は注意して観察していきましょう!

みなさんも大事にトカゲを育てていきましょう!

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