ニホントカゲは、愛嬌のある顔立ちをしているので人気のある爬虫類ですが、その個体数は年々減少傾向にあり、野生で見られることが少なくなってきています。

飼いたいと思っていている人も多いかもしれませんが、飼い方を知らない人もまた少なくありません。

たまたま立ち寄ったペットショップや野生のニホントカゲに突然遭遇してもいいように、今回はニホントカゲの幼体の飼い方について紹介します。

トカゲ 飼育方法

幼体の飼い方は?

まず、ニホントカゲを飼育する際に必要なものですが、プラスチックケースや水槽、逃げないようにするための蓋、腐葉土、レンガの破片や流木、餌、紫外線灯やバスキングライト・保温球、水入れ・餌入れ、ビタミン剤、霧吹き、以上があれば飼育することができます

次に飼い方ですが、飼育ケースに腐葉土を約5㎝ほど敷き詰めます。

あらかじめ床材が完成している爬虫類用マットというのも販売されているのでそれを使えば簡単ですね。

そして、隠れ家となるレンガの破片や流木、ニホントカゲは気温の変化によって体温が変わる変温動物ですので日光の代わりとなる紫外線灯やバスキングライト・保温球をセットしてあげます

このときもしも隠れ家がないと熱中症になりますし、バスキングライトなどで体温を上げることで消化を促す必要がありますが、空気や土が乾燥してきたと感じたら霧吹きで加湿してあげましょう。

最後に水入れと餌入れを入れて蓋をしたら完成です。

ニホントカゲはよく水分補給をするので、水が足りているか常に気を付けてあげてくださいね。

そして、大事なのが生きていくうえで必要な餌です。

ニホントカゲは主に、ミミズ、クモ、ハエ、コオロギ、芋虫などの小昆虫類を食べています

与える回数は週に2日、与えすぎると消化不良などを起こすので時々ビタミン剤をかけてください。

ただし注意しなければいけないのが、ニホントカゲは亡骸ではなく生きた餌でないと食べません。

今はペットショップで冷凍された生き餌があるので、わざわざ野生の虫を取ってくる必要はありませんが、女性にとってみたら慣れるまでに少し時間が必要かもしれませんね。

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まとめ

爬虫類を初めて飼う人にとっては、生き餌をあげることに抵抗してしまうかもしれませんね。

ですが、与える回数も週2日とそこまで多くない日数ですので徐々に慣れていきましょう。

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