何でもよく食べると言われるアオジタトカゲですが、餌を食べなくなることも多いそうです。
餌を食べない理由は様々ですが、あまり長い期間食べない場合は注意が必要です。
そこで今回の記事では、アオジタトカゲが餌を食べない原因や対策について説明したいと思います。
アオジタトカゲが餌を食べない原因と対策
アオジタトカゲは何でも食べる雑食性で、給餌は比較的簡単だと言われています。
しかし、何らかの理由で餌を食べなくなることがあるそうです。
ただし個体の性質によって、餌を与えた後すぐに食べる個体もいれば、なかなか食べ始めない個体もいます。
また、一気に全部食べることもあれば、ゆっくり少しずづ食べることもあるようです。
餌の存在に気付いていないのであれば、餌を近づけてみて様子を見ましょう。
それでもどうしても食べない期間が続く場合は、給餌の間隔が短すぎる、餌が好みではない、餌に飽きた、温度が低すぎる、体調が悪いなどの理由があると考えられます。
餌をあげるタイミングは?
アオジタトカゲの給餌の間隔は3か月未満の幼体は毎日か隔日、3か月~8か月の個体は2~5日に1度、8か月以上の個体は週に1~2回位が好ましいと言われています。
このペースで給餌を行い、あまり食べないようであれば少し間隔をあけてみましょう。
また、餌が好みでない、餌に飽きたと言うこともありますので、その場合は嗜好性の高いもの、肉類や卵、バナナなどを与えて食欲を湧かせると言うのも効果があるようです。
しかし、嗜好性の高いものの与えすぎは肥満や偏食の原因にもなりますので注意が必要です。
さらに、飼育環境の見直しも大切です。
温度が低過ぎたり、湿度が高すぎたりすると体調不良の原因になりますので、しっかりと管理するようにしましょう。
それでも、食べる様子がない場合は信頼のできる獣医師に相談してみることをお勧めします。
上記のようにアオジタトカゲが餌を食べない理由は様々ですが、給餌の時間や場所を統一すると言うのも大切なポイントです。
アオジタトカゲは昼行性のため給餌はできるだけ早い時間の方が、その後にバスキングする時間がとれるので消化に良いと言われています。
さらに、餌を与える場所も気を付けると良いそうです。
餌に付きやすい床材の上での給餌は、誤食の恐れがありますし、誤食が原因で腸閉塞になることもあるそうです。
出来れば、餌を与えるための平たい台などを用意すると良いでしょう。
まとめ
アオジタトカゲが餌を食べなくなるには、何らかの理由があるそうです。
まずは餌を変えてみたり、間隔をあけてみたりして様子を見ると良いでしょう。
ただし、あまりにも様子がおかしい場合は、速やかに獣医師に相談することをお勧めします。