ヒョウモントカゲモドキを飼育している愛好家が増えていますが、ヒョウモントカゲモドキを飼う時には、照明が必要なのでしょうか。
今回は、ヒョウモントカゲモドキの生態と、照明の必要性についてまとめてみました。
ヒョウモントカゲモドキに照明は必要?
野生のヒョウモントカゲモドキが好むのは、穏やかな砂漠地帯です。
そして、ヒョウモントカゲモドキは夜行性のため、夜になると活発に活動します。
そのため、家庭で飼育する場合には、他の爬虫類を飼育するときのように、ヒョウモントカゲモドキ専用の照明を用意する必要はありません。
私たちが生活している部屋の照明で、十分でしょう。
ヒョウモントカゲモドキの特徴でもあるヒョウモンを鮮やかにするためにも、できるだけ野性と同じような環境で育てることが必要です。
ヒョウモントカゲモドキのヒョウモンが最も鮮やかになるのは、温かくて暗い環境で飼育した場合です。
それとは反対に、寒くて明るい環境で飼育してしまうと、ヒョウモンが薄くなるだけではなく、ヒョウモントカゲモドキも元気が無くなってしまう可能性があります。
ヒョウモントカゲモドキを飼育する時には、ヒョウモントカゲモドキが好む、温かくて暗い環境を用意してあげて下さい。
飼育ケースはどこに置くの?
ヒョウモントカゲモドキを飼う時には、飼育ケースを置く場所にも注意が必要です。
まずは、直射日光が当たる場所には、決して置かないようにして下さい。
また、風通しの良い場所を選ぶことも重要です。
そして、日本には冬があります。
ヒョウモントカゲモドキは、冬の寒さに適応できません。
特に寒さを感じる季節には、ヒョウモントカゲモドキの体調管理をしっかりと行って下さい。
冷え込みの厳しい窓辺や玄関先、廊下などに飼育ケースを置くことは避け、必ず温かい場所で飼育しましょう。
また、ヒョウモントカゲモドキが脱走してしまった時の備えも必要です。
ペットを飼ったことがある方は知っていると思いますが、ペットの予想外の行動は日常茶飯事です。
ヒョウモントカゲモドキが、私たちの知らないうちに飼育ケースから出てしまうことも十分考えられるのです。
その対策として、飼育ケースを置く場所は、扉などで仕切ることができる部屋が適しています。
部屋が閉め切られていれば、いなくなってしまった時でも探す手間が省け、ヒョウモントカゲモドキの安全も確保できるのです。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは夜行性です。
その生態をよく理解して、なるべく照明を暗くして飼育するようにして下さい。
そして、ヒョウモントカゲモドキと楽しい毎日を過ごして下さいね。