ヒョウモントカゲモドキに限らず、生き物を飼育する時は自然の環境に近づけることが大事です。
彼らの生育環境を野生のそれに近づけることは、彼らのストレスを減らし、より快適に過ごしてもらうことに繋がります。
飼育される時、彼らが生活するのはケージの中です。
その床材には、飼い主によって様々なものが使われています。
では、どのようにしてこの床材を交換すれば良いのでしょうか。
材質によって交換の方法は多岐にわたりますし、その頻度についても変わってきます。
ここでは、ヒョウモントカゲモドキの床材の交換方法とその頻度を書いていきます。
ヒョウモントカゲモドキの床材の交換方法や交換頻度について
床材には様々なものが使われます。
赤玉土はレオパの本来の生息環境を再現でき、穴を掘ることによってヒョウモントカゲモドキのストレス解消にも繋がります。
これの場合は交換時に汚れた箇所の土を取り除き、そこに新しい土を入れていきます。
その後は霧吹きで水分を吹き付け、シェルターや石などを設置すれば完了です。
赤玉土の場合、交換頻度は一ヶ月に一回程度です。
キッチンペーパーや新聞紙などは汚れても簡単に取り換えることができますが、吸水力や汚れの吸着は見込めないので、こまめに掃除することが必要です。
交換頻度は、週に一回程度が良いでしょう。
ペットシーツもこれと似た方法で交換可能ですが、こちらは吸水性に優れており、万が一、水で濡れた時も吸い取ってくれます。
人工芝などは、ヒョウモントカゲモドキの誤飲の心配がない床材です。
しかし芝に糞がこびり付くため、掃除や交換には時間が掛かります。
クルミ素材を床材に使用するのであれば、天然素材な上、吸水性にも優れた素材ということになります。
誤飲しても害にはならず、汚れた床材をゴミに出すことも可能です。
まとめ
以上がヒョウモントカゲモドキの床材の交換方法と頻度についてです。
実に様々な床材がありますが、そのうちどれを選ぶかは飼い主の判断によるものです。
予算や好みなどを考慮して床材を選択し、そして何より、ヒョウモントカゲモドキにとって、より良いと思える床材を選ぶことが、大事なのではないでしょうか。