カナヘビを冬眠させるとなると気になるのが、冬眠中の餌や飼育ケースに入れる土、温度管理のことだったりしますね。
飼育しているカナヘビの冬眠を成功させるのは難しいといわれていますから、慎重に準備をして無事に春を迎えたいものですね。
カナヘビの冬眠時の餌や土、温度はどのように整えていけばいいのでしょうか?
おはようございます。9月から飼いはじめたカナヘビが、最近まったく姿を見せなくなりました。もう冬眠に入ったのかな?元気に春を迎えてほしいので、冬支度をして気温調整していきたいと思います。本日もよろしくお願い致します! pic.twitter.com/9QphimlU1M
— 富士通FMVサポート窓口 (@Fujitsu_FMV_QA) 2016年12月16日
カナヘビが冬眠した時の餌は?
カナヘビは冬眠すると餌は食べませんから、とくに餌は用意する必要はありません。
ただ、水だけは冬眠前と冬眠明けが近づいたころに飼育ケースの中に入れておくようにしてください。
水は冬眠前にも飲みますし、冬眠明けが近づいて来たころに水を飲むために起き出してくることがあります。
カナヘビが冬眠する時の土はどんなものがいい?
カナヘビを冬眠させるのなら、いつもの飼育ケースとは別に冬眠用の飼育ケースを作ります。
冬眠用の飼育ケースに使う土は、底土として黒土や水ごけを使い、その上に腐葉土をかぶせます。
冬眠用の飼育ケースの作り方は、まず黒土か水ごけをケースの底に3㎝ほど入れます。
そして、そこに水を入れ、叩くと水がしみ出てくるほど湿らせておきます。
その上に腐葉土を15㎝ほど入れます。
土に関してはこれで完成です。
そして、土の表面に3㎝ほどのくぼみを作ったうえに板を置きます。
こうすることで、カナヘビがこの板の下に隠れて土の中に潜り込むようになります。
カナヘビが冬眠する時の温度は?
カナヘビは気温が15℃を下回ると冬眠し始めます。
必ず15℃を下回ったらすぐに冬眠し始めるというものではありませんが、気温が15℃付近になったら、冬眠用の飼育ケースに移しておきましょう。
冬眠用の飼育ケースは、温度が0℃を下回らず、直射日光の当たらない温度変化の少ない場所に設置するのがおすすめです。
例えば、物置や暖房の無い室内、玄関などが適しています。
あまりにも暖かい部屋だと飼育ケース内の温度が上がりカナヘビが冬眠から目覚めてしまいますから、0℃以上15℃以下になる場所に置くようにしてみてくださいね。
まとめ
カナヘビを冬眠させるには、それなりの冬眠に適した環境を作ってあげなければなりません。
少し大変かもしれませんが、冬眠用に適した良い環境を作ってあげてくださいね。
冬眠用の飼育ケースはプラスチック製の深さが25㎝程度の物がおすすめです。