日本に生息するトカゲの中でも一般的なニホントカゲは、暖かい日になると日光浴をしながらのんびりしている姿を目にすることもよくあります。
そんな姿に魅力を感じてニホントカゲを飼ってみたい!と思う方や、お子さんが捕まえてきてしまうケースも多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、ニホントカゲの飼い方と餌や餌の量について紹介します。
ニホントカゲの飼い方と餌
ニホントカゲは購入することもできますが、基本的に野生の個体を飼う場合が多いと思います。
ニホントカゲは、比較的飼いやすいです。
ニホントカゲの飼い方で注意する点は、温度管理と日光浴です。
爬虫類は体温調節が自分で出来ませんが、ニホントカゲも同じく体温調節はできません。
野生のニホントカゲもよく日光浴していますが、自宅で飼う場合でも、時々日光浴をさせることが必要です。
ニホントカゲは、物陰に身を隠すのが好きなので、ケージ内に陶器や鉢植えの破片などをシェルターとして置いてあげましょう。
床材については、ニホントカゲの野生の個体を捕まえたのなら、その場所の枯れ葉や土を床材として使うことでも大丈夫です。
餌は、基本的にニホントカゲの口に入るものなら何でも食べてくれます。
野生のニホントカゲの餌は、生きている昆虫を食べるので、コオロギや小型のバッタ、イモムシ、ワラジムシなどを食べさせましょう。
餌を捕獲するのが面倒な場合は、ペットショップで小型のコオロギを購入することもできます。
ニホントカゲに与える餌の頻度
ニホントカゲの飼い方で心配なのは餌ですよね。
餌は、週に2回~3回程度与えれば十分です。
また、餌を与える場合はピンセットで給餌してもいいですが、餌となる昆虫を食べさせるつもりなら餌入れを用意しましょう。
直接床においてしまうと床材に餌が潜り込んでしまう場合があります。
また、餌入れと一緒に水入れも必ず用意してあげてください。
ニホントカゲは頻繁に水を飲みます。
まとめ
ニホントカゲは、ペットショップで飼うなら1,500円程度で流通しているようです。
野生のニホントカゲも少なくなっているようなので見つからない時には購入しましょう。
では、ニホントカゲの飼い方のポイントをもう一度おさらいします。
・日光浴をさせてあげる
・ケージ内に体を隠すシェルターを置く
・床材は枯れ葉や土でもOK
・餌は生きている昆虫を食べる
・ペットショップでもコオロギが購入可能
・餌は、週に2回~3回程度
・水入れも用意する
ニホントカゲは、購入した成体でも野生にしても大切な命なので、一通り飼育用品を用意して飼うようにしてあげてくださいね。