ヒョウモントカゲモドキは、比較的体が丈夫な生き物です。
しかし、決して鋼鉄のような体表ではないので、時には怪我をすることもあります。
特に彼らが足を怪我した時は、指がとても小さいので心配になる方も居られるかとは思います。
特に脱皮不全で足を怪我することがあり、多くの飼い主が、ヒョウモントカゲモドキがきちんと脱皮してくれるかを気にしているようです。
ここでは、ヒョウモントカゲモドキの怪我の応急処置のやり方や、治療について書きます。
ヒョウモントカゲモドキが足に負った怪我を応急処置、治療する方法
ヒョウモントカゲモドキが脱皮する時、足を怪我することがあります。
このような場合、どのように応急処置をすれば良いのでしょうか。
応急処置としては、市販の塗り薬である「オロナイン軟膏」を使用すると良いと言われています。
ただ、彼らが軟膏を舐めて口にしてしまうようだと、何もせずに様子を見ておいたほうが良いでしょう。
包帯などを使うと、逆にヒョウモントカゲモドキにとってストレスになることもあるそうです。
傷口が化膿しないよう衛生面に気を遣う必要はありますが、だからと言って過剰にするのは逆効果になるわけですね。
怪我の治療についてですが、これは自然治癒を待つのが一番良いです。
もし怪我が重傷なのであれば、爬虫類を診ることのできる獣医を探したほうが良いでしょう。
とは言え、きちんと消毒をしたり、軟膏などの薬を塗ってやったりしているのなら、多くの場合はそのまま快方に向かうケースが多いようです。
ヒョウモントカゲモドキの怪我を心配する気持ちは分かりますが、あまり心配しすぎるのも却って余計な対応をしてしまうことに繋がりかねません。
そんな時こそ冷静に、事態を受け止める必要があるのでしょうね。
まとめ
どんな生き物にも自然治癒力というものが備わっています。
それは人間だけではなく、ヒョウモントカゲモドキも同じことです。
怪我の程度にもよりますが、足が少し傷付いた程度であれば、彼らの治癒力を信じ、飼い主はその補助をしてやるのが一番良いのではないでしょうか。
ヒョウモントカゲモドキも自然の中から生まれてきたのですから。