近年はペットに爬虫類を飼う人も増えてきており、特にトカゲは人気があるのですがニホントカゲはほとんどペットショップで見かけることがないた、自然界のニホントカゲを捕獲する人が増えています。
上級者になれば自分の手で繁殖させる人もいるようですが、自家繁殖させる際に重要なのがオスとメスを見分けることです。
これができなければ交配を成功させることはできません。
しかし、ニホントカゲの爬虫類は見た目だけでは性別を区別することはとても困難で、見分けるポイントを知らなければいけません。
そこで今回はニホントカゲのオスとメスの見分け方について紹介します。
ニホントカゲの性別の見分け方は?
まず、幼体の時期に性別を区別するのは不可能に近く、成体になってからでないとできません。
その理由として、基本的にオスのトカゲは尻尾の付け根に生殖器を収納しているため、メスと比較してオスの尻尾の付け根が大きく膨らむことが多いです。
メスは膨らみがないのでここが一番わかりやすいでしょう。
ニホントカゲだけに見られる特徴として、成体の場合、オスは頭が大きくアゴが張っていて小顔なのがメスです。
しかし、初心者の人やニホントカゲの個体差もありますので、それだけでは見分けられない場合があります。
それ以外で性別を見分けるポイントは、ニホントカゲのメスはオスよりも1年遅く成熟することが判明しており幼体時期の特徴である尻尾の鮮やかな青い部分が消えるのが遅いため、成体になっても尻尾が青いことが多いです。
反対に、オスは尻尾の鮮やかな青色がなくなるのが速いです。
また、ニホントカゲのオスは繁殖期の4月から5月になると、喉を中心にオレンジがかった色味が出てきますのでタイミングがよければ見分けることができますので、よく観察して見分けるポイントの1つとして覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
性別を見分けるのには少しコツがいることと、タイミングを逃さないように常に観察することが必要だとわかりましたね。
覚えていて損はないので参考にしてくださいね。