ニホントカゲは数が減少してきているため、なかなか見る機会というのが少なくなってきています。
爬虫類なので卵を産み育てるのですが、ニホントカゲの卵を見たことがある人は少ないのではないでしょうか?
ニホントカゲの卵は一体どのくらいの大きさで、どこで産むのか気になるところです。
そこで、今回はそんな疑問を解決すべく、ニホントカゲの卵の大きさやどのようなところで産むのか調べてみました。
卵の大きさはどれくらい!?
ニホントカゲのオスは成体になるまで2年、メスは2年から3年と若干の差があります。
繁殖期になると、オスは互いの頭部を差し出して相手が噛みつくという行為を交互に行います。
これは争っているのではなく、相手の大きさや力を測っている、言わば儀式のようなもので決して頭をかみ砕こうとしているわけではないので安心してください。
4月から5月に交配をし、5月から6月にかけて1回につき5個から15個の卵を産み、孵化するまでメスが育てます。
卵の色は白色で大きさは産んだばかりのころは1円玉よりも小さくとてもやわらかいですが、孵化寸前になると大きさは2倍ほどになると言われています。
どこで卵を産むの?
卵を産む場所は、湿った土の中に巣穴を作りそこに産みます。
プランターの土を入れ替えようと扱っていたら卵を守るニホントカゲの姿が…草むしりをしていたら白い卵がでてきました等の話もあるので、運がよければ見ることが出来るかもしれません。
しかし、ニホントカゲのメスは一度、巣穴から出て卵を温めることを放棄してしまったら帰ってこないと言われていますので、むやみに土を掘ったり、もし見つけてもそっとしておいてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一度にたくさんの卵を産み、孵化するまで子供を守るお母さんの姿は人間もニホントカゲも変わらないんだなと感じました。
孵化直前になると卵の大きさが2倍に大きくなるとは驚きでしたね。
生まれてきた子供たちには、元気に育ってほしいものです。